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[第一部完結]サラリーマンが異世界でダンジョンの店長になったワケ  作者: エルリア
第二章

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番外編~エミリアの憂鬱~

作戦名:他力本願100%の時のエミリアサイドです。


勢いで書きました。

楽しかったです。


39話の最後に書いたように二人に何があり、

なぜシルビア様が主人公に好意を持ったのか。


余談としてお楽しみいただければ幸いです。

 あの人はいつもそうだ。


 いつも何の相談もなしに自分から危ない橋を渡ろうとする。


 あれだけ頭が回るのに、どうして自分の事になると無頓着なのだろうか。


 はじめて会った時はそんな風に見えない真面目そうな人だったのに。


 正直仲良くなれそうにないなって思った。


 こう真面目一辺倒の人はどうも苦手だ。


 私があまり他人に心を開くタイプではないから、仲良くなるまで相手がいなくなってしまう。


 だからこの年までいい人がいないのよね。


 違う、今はあの人の事だ。


 フィフティーヌ様とやりあった時はびっくりした。


 あそこまで言葉でやりあえる人を私は見たことがない。


 相手がどういう人物かいらない知らないからあんなこと言えたんだろうけど、見ていてハラハラした。


 でも、後日あの人は当たりだって言ってたっけ。


 最初に驚かされたのはキラーアントの時だ。


 魔法も使えない。


 剣なんてもちろん使ったことなんてない。


 そんな人がどうして最前線で盾を持っているんだろう。


『自分が考えた作戦だから自分に責任がある。だから一番前に立つのは俺なんだ』


 なんてカッコいい事いっちゃって。


 絶対怖くて逃げだしたいはずなのに、それでも逃げなかった。


 誰一人見捨てないために、動けない人を抱えて走っていた。


 最後の最後まで考えて考え抜いて、そしてみんなを救った。


 私を、守ってくれた。


 話でしか聞いていないけれど、あの大爆発の時に私をかばってくれたのはシュウイチさんだったそうだ。


 どうりで火傷一つなく無事だったわけだ。


 あの夜、みんなに向かって言った言葉が忘れられない。


『俺たちは、全員で戦い、全員で村を守り切り、全員で生き残り、全員でアリ達を殲滅した!俺たちは勝ち残った!俺たちの勝利だ!』


 自分の手柄でもない、みんなのおかげだって。


 あの人は驕る事無く言い切った。


 それどころか奇跡のおかげだなんて言ってしまう。


 それでつい怒ってしまった。


 自分の責任に震え、怯え、泣きそうになっている姿を見て愛おしくなってしまった。


 あ、あのときどうして目をつぶってしまったのだろうか。


 もしあのままドリスさんがこなかったら・・・。


 ちがうちがう、今はあの時の事じゃない。


 今回の事だ。


 私は非常に怒っているの。


 私に相談もしないで勝手に話を進めて。


 そりゃあ、恋人でもないんだしいちいち許可なんて取る必要ないのはわかっている。


 でも、一言ぐらい相談してくれもいいと思う。


 まだそんなに時間は経っていないけれど、何でも二人でやってきたし決めてきた。


 そのたびにちゃんと相談してくれたのに。


 どうして大事なことは勝手に決めてしまうのかしら。


 武器屋で急に短刀を買って、命の危険があるなんて店主さんに言われた時どうしていいのかわからなくなった。


 問い詰めてもはぐらかすばっかりで。


 そんなに私の事が信用できなかったのかな。


 そして極めつけは自分を犠牲にしてアジトを探し出すだすだなんて。


 信じられなかった。


 殺される可能性だってあるのに、あの人はいとも簡単に自分の命を投げ出したのだ。


 もちろんあきらめているわけではなかったと思う。


 死ぬつもりはないって思っていたと思う。


 でも、十分に可能性はあった。


 そんな危険な事、させるわけにはいかないじゃない。


 す、好きな人がいなくなってしまうなんて・・・。


 苦しくて悔しくて。


 私があの人を探していた方法も知っていたみたいで。


 言い当てられたとき、驚きすぎてあんなに目を開けちゃって。


 あんなに開くんだなって思った。


 もうちょっと頑張って大きく開けたらかわいく見えるかな。


 町では大きい目が可愛いって噂だし。


 ちがう、そうじゃない。


 必死で止めた時、商店連合の名前をだしたらうまくいくと思っていたとき、


 どうしようもなくて、どうにもならなくて。


 自分の無力さが嫌になった。


 しょせん私はただのちっちゃなエルフィーなんだって思った。


 何でもできるつもりでいて、


 フィフティーヌ様の下で働いて偉くなったつもりで


 もちろん仕事は頑張ったし、だれにも負けないぐらい努力もした。


 でも、それはちっちゃな努力でしかなかった。


 大きな力の前では何もできなかった。


 でも、あの人はそんな小さな私を捨てなかった。


 私の手をそっと握って、お願いしてくれたんだ。


 守ってほしいって。


 普通逆じゃない。


 女性を守るのは男性の役目でしょ。


 なのに、自分から守ってくださいなんて。


 あんな、優しい目でお願いされたら、好きな人に見つめられたら


 断われる人なんていない。


 あの人の手は、温かかった。


 恐らく自分でも気づいていなかったと思うけど震えていた。


 心のどこかで怖かったんだ。


 すごいことをいっぱいする人だけど、すごい人だけど、


 あの人は普通の男の人なんだ。


 私と一緒なんだって気づいた。


 だから、私が守らなきゃって思ったんだ。


 カッコ悪いことを恥ずかしがらずにできる人はカッコいいと思う。


 だから、私はこの人の命を何があっても守るって誓ったんだ。


 絶対に死なせはしない。


 好きな人を、死なせるわけにはいかない。


 だって、まだ告白すらしていないんだもの。


 あの人がふり向いてくれるかなんてわからない。


 一緒の部屋で寝てドキドキしていたのに、手も出してこないし。


 いや、出してほしいわけじゃないけど


 やっぱりちょっと期待しちゃうじゃない。


 あんな綺麗な宿に泊まってさ、


 お、お風呂入るってなってものすごく綺麗にしたのにさ。


 大事な時だけど、もしかしてーって女の子だったら思うじゃない。


 フィフティーヌ様があんなこと言うから。


 オオカミだなんて。


 あの人だったら、たべられてもいいのにな。


 なんて。


「エミリア殿、イナバ殿が予定通り攫われたようだ。無事にというのは変だがとりあえず無事にだ。」


 よかった。


 本当に良かった。


「わかりました、準備をします。」


「念のため半刻を置いて出発する。イナバ殿の居場所はそなたにかかっている頼んだぞ。」


「わかっています。何があっても見つけて見せます。」


 怖がりのあの人が命を張ってくれているんだ。


 今度は私の番。


 約束したもの、必ず見つけるって。


 助けに行くって。


「エミリア殿は本当にイナバ殿がお好きなんだな。」


「な、急になんて事を仰るんですかシルビア様!」


 す、好きだなんて、こんな大事な時にこの人は何を言っているの。


「いやなに、イナバ殿が無事にと伝えた時ほっとした顔をしたのでな。」


「心配するのは当たり前です、ですが好きだなんてそんなことはありません。」


「そうだったのか、私はてっきり。これは失礼したな。」


 そんなにほっとした顔をしていたのだろうか。


 気を付けないと最近すぐに顔に出てしまう。


 フィフティーヌ様はそこがあなたのいいところなんて言ってくださるけど、もう大人なんだからしっかりしないと。


「約束しましたから、助けに行きますって。」


「無関係のそなたたちにこんな大事なことを任せないといけない自分が情けなくなる。許してほしい。」


「シルビア様は何も悪いことなんてありません。イナバ様が決めたことですから、私はそのサポートをするまでです。」


「そう言ってもらえると私も肩の荷が下りる。後は主役を助けに行くだけだな。」


「私が必ず見つけます。ですので後はイナバ様をよろしくお願いします。」


 私ができるのは見つける事だけ。


 恐らく中で囚われているあの人を助けには行けない。


 でも、シルビア様や騎士団の皆さんが必ず助けてくれる。


 私は、私にしかできないことをするだけだ。


「その願いしかと任された。しかしあれだな、女性が男性を助けに行くなどまるでプリメラ皇女のようだな。」


「シルビア様もご存じなのですか。」


 エルフィーでもないのに珍しい。


「祖母がエルフィーでな私もその血を継いでいる。4分の1はエルフィーだ。昔祖母が話してくれたのをよく覚えている。」


「そのようには見えませんでした。そうですね、シルビア様でしたら見た目もプリメラ皇女のようです。」


「皇女のように美しくはないが力があるところは同じだな、優しく澄んだ心を持っているのはそなたの方がそっくりであろう。」


 そんなふうに言われるとは思ってもみなかった。


 でも、シルビア様で美しくないと言われてしまったら私なんてどうなってしまうのだろうか。


 エルフィーなのにあんまりきれいじゃないのが昔からコンプレックスだ。


 そうか、この人の美貌はエルフィーの血からきているのか。


 羨ましいな。


「そう言っていただいて光栄です。」


「好きな人を助けに行くところは二人とも一緒ではあるがな。二人を合わせれば立派なプリメラ皇女であろう。」


 ちょっとまって。


 今なんて言ったの。


 好きな人?


 シルビア様があのひとを?


「シルビア様、いまなんて。」


「好きな人と申したのだ。顔はうちのカムリには負けるが芯も通っており頭もいい。なにより危険とわかっている所に飛び込める度胸がある。婿に迎えるならばあのような男が望ましいな。」


「婿だなんて、シルビア様まさか。」


 どうしよう、どういうことだろう。


 シルビア様があの人を好きだなんて。


 こんなに綺麗な人が迫って行ったら私なんて。


「武芸ばかりで色恋とは無縁だと思っていたが、まさか自分がこんな感情を持つとは思っていなかったな。しかし嫌なものではない。」


「いつ、お好きになったんですか。」


「いつといわれても難しいがそうだな、秘密裏に計画を遂行しそれを他人に任せず自分からこなそうという、少し無謀とも思えるところだろうか。危なっかしいが口だけではなく行動を起こせる男は少ない。」


「シュウイチ様は少し無鉄砲ではありますけど。」


「そのぐらいの部分は大目に見よう。等しく愛してくれるのであれば何人の妻がいても私は構わん、どうだ一緒に妻となるか。だが、そなたは好きではないと先ほど申しておったか・・・。」


「シュウイチさんが好きな気持ちは負けません!」


 なんてことを言うんだこの人は。


 妻だなんて。


 それに、私もなんてことを。


 す、好きだっていっちゃった。


 どうしよう。


 誰にも言ったことないのに。


「やはり好いておるのではないか。嘘はいかんな嘘は。」


「申し訳ありませんシルビア様、過ぎたことを申しました。」


「そのことを咎めているのではない。好きな気持ちを偽ることを咎めているのだ。好きならば構わんではないか。」


 そう簡単に言えればこんな苦労はしていない。


「それはそうですが・・・。」


「お互い同じ殿方を好きになったのだ、抜け駆けはいかんぞ。」


「抜け駆けだなんて、ですが相手がシルビア様であっても負けるわけにはいきません。」


「ならばこれからはともに競い合う立場。まずは呼び方から正さなければなるまい。」


 呼び方。


 あの人の呼び方だろうか。


 あの人とか、アナタ、とかそういう事かな。


「私の事はシルビアと呼ぶとよい、私もそなたをエミリアと呼ぶことにしよう。」


「わたくしは呼び捨てでも構いませんが、さすがに私がシルビア様を呼び捨てにするというのは。」


「イナバ殿も拒否しておったが、ううむ上に立つと話がややこしくて困るな。」


「私はそのままシルビア様と呼ばせていただきます。ただ、同じ立場でお呼びしてると思ってください。」


「うむわかった。エミリア、これからよろしく頼むぞ。」


「こちらこそ、シルビア様。」


 差し出された手をしっかりと握る。


 大きいがやはり女性の手だ。


 あの人のようにごつごつしていない。


 この人に勝てるのあろうか。


 ちがう、負けたくない。


 私は負けない。


 だってあの人を最初に好きになったのは私なんだから。


「そろそろ良い頃合いか。それでは我々の愛しの人を迎えに行くとするかな。頼むぞエミリア。」


「お任せくださいシルビア様。必ず見つけ出して見せます。そして、助けましょう。」


「イナバ殿も罪な男だな。」


「男の人を支えるのも良き妻の条件と聞いたことがあります。今頃寂しくしていると思いますよ。」


 きっと恐怖で震えているに違いない。


 表には出さないが、そういう人だ。


 だから私が支えてあげないと。


 待っていてください。


「では行こうか。」


「はい。」



 そして時は過ぎ私はあの人の居場所を突き止めた。


 いる。


 この壁の向こうに蜜玉の魔力を感じる。


 それにあの人の気配も。


 まちがいない、ここだ。


「エミリア様この建物の中に蜜玉の魔力を感じます。間違いありません。」


「ここか。皆の者聞いての通りだ、先行部隊は準備ができ次第合図とともに突入。その後私たちも突入するぞ。」


「「「了解しました。」」」


 騎士団の皆さんが音もなく装備を整え、配置につく。


 私のできることはやり遂げた。


 あとは、シルビア様に任せるしかない。


「では行って来る。護衛を一人残すが危ないときは逃げて構わない。」


「私はここで待っています。シルビア様、シュウイチさんをよろしくお願いします。」


「愛しの人を必ず無事につけると約束しよう。」


 他の人もいるのになんてことを!


 私が好きだってばれてしまうじゃないですか。


 それにシルビア様だって。


 シルビア様は部隊を引き連れ配置につく。


 私もできることはあるはずだ。


 ここに居ることは間違いない。


 この壁の向こう、ここにいる。


 それならば壁を壊して救い出す方が速いのではないだろうか。


 幸いそんなに分厚い壁ではなさそうだ。


 石組なので一か所を壊してすべてが崩れる感じもない。


「すみませんここの壁を壊すことはできますか。」


「ここですか。これぐらいでしたら数刻で一人分の穴なら開きますが。」


「ここにイナバ様がいます。囚われている場合最初に手を下されるかもしれません、突入と同時に開けることはできますでしょうか。」


 一人分の穴が開けばそこから逃がすこともできる。


 最悪、私の魔法で牽制してもいい。


「わかりました、時間がありませんので今からやります。後ろで待っていてください。」


 護衛の方が優秀でよかった。


「シュウイチさん、今壁を崩していますからもう少しだけお待ちください。」


 聞こえるかどうかはわからない。


 でも、きっと聞こえている。


 しばらくして突入が始まった。


 壁の向こうで怒号と悲鳴、金属のぶつかる音が聞こえる。


 中に誰かが入ってきた。


「な、いない!クソどこに行った。」


「貴様そんなところに!」


 何かがぶつかり合う音がする。


「この騒動、やはりお前の手引きだったのか。」


「私は何もしていませんよ。ただ、エサにくらいついてきたのは貴方たちだったという事だけです。」


 あの人の声だ。


 良かった無事だった。


  「エサ、だって。俺たちをだましてここに潜入したっていうのか。」


  「貴方たちが餌を自分の巣に運び入れ、そのエサを目指して別の獲物がここに来たただそれだけの事です。」


「自分をエサにして仲間を引き入れるなんてな、やっぱりその頭脳俺たちのところで使うべきだった。」


  「残念ながら私の頭は私のためだけに使うと決めているんです。他人のために使えるほど要領はよくないんですよ。」


  「それじゃあ、今から俺が使ってやるとしようか!」


 もう一度ぶつかり合う音。


 そして、目の前の壁に誰かがぶつかった。


 壁は、崩れなかった。


「イナバ殿無事か!」


 シルビア様の声だ。


「これはこれはシルビア様、こんなところまでご苦労様です。」


  「貴様は、騎士団にいたウェイスといったか。自分が何をしているのかわかっているのか。」


  「わかっていますとも。男に剣を向け殺してやろうとしている所ですよ。」


 なんてこと、殺すって今!


「剣を下せば私の名前でそれなりの減刑を与えてやることもできる。情報を流せばより寛大な措置を得ることができるだろう。悪い話ではあるまい。」


「私は別に捕まるのを恐れているわけではないんですよ。この状況で生きて逃げられるとも思っていない。ならば、今目の前にいる貴女が助けようとしている男を道づれにすれば貴女にとって非常に悔しい結果になるのではと思っているのですよ。」


 そんなことはさせない。


 あの人が死んでしまうのをここで黙ってみているわけにはいかない。


「壁、いつでも破壊できます。」


「わかりました、開き次第魔法を打ちます。開いたら逃げてください。」


 全力の魔法を準備する。


 私にできる最大の魔法。


 フィフティーヌ様のようにすごい炎ではないけれど。


 ありったけの力を込めた私の炎。


 あの人を、死なせはしない。


「道づれに死んでやるなんて、ずいぶんと身勝手な事いうじゃないですか。」


 あの人の声が聞こえる。


「この命はね、そんな簡単にくれてやるわけにはいかないんですよ。死ぬなら一人で勝手に死にやがれ。」


 そうだ、その通りだ。


  「イナバ殿何を。」


  「お前、自分が何をしているのかわかっているのか。」


  「わかっているとも、生き残るための最後の悪あがきをしているんだよ。エミリア今だ!」


 あの人の声が聞こえた。


  「はい、シュウイチさん!」


 合図をして壁を壊す。


 崩れてくる石と一緒にあの人が倒れてきた。


 目が合う。


 額から流れた血が顔をながれている。


 許せない。


 あの人を傷つけたことを、絶対に許しはしない。


 怒りと共に最大級の火球を相手に叩き込む。


 火球は男を襲い、燃え広がる。


 叫び声が聞こえる。


 関係ない、今はあの人の無事が優先だ。


「待ってたよエミリア。」


「お待たせしましたシュウイチさん。」


 無事でよかった。


 本当に、本当に良かった。


 ちゃんと約束が守れてよかった。


 満面の笑みであの人を迎える。


 感情が顔に出てもいい。


 だって、こんなにうれしいんだから。


 この気持ちがあの人に伝わってあの人も笑顔になる。


 あぁ、やっぱり私はこの人が好きなんだ。


 そう、おもった。



以上です。


書きたかっただけなんです。

反省はしていません。

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