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たとえ転生してもうさぎを愛してる  作者: ガーネット兎
第2章〜マッサージ師はハムスターと亀とうさぎと旦那と共に
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健太の後悔

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健太はヒョウと奥義の開発に没頭している。


マナの事は忘れていた。その危険性も


健太だけのオリジナルの剣術奥義

言うは簡単だが、作り出すは難しい。

時折、実戦の為に森の魔物を相手に武者修行をしている。


滝行もした。

座禅も組んだ。

目隠しでの歩行練習もした。


健太は壁にぶち当たっていた。



「健太殿!奥義とは一朝一夕にホイホイ生まれません。長年の研鑽が大事なのです。基礎をしっかり行い、ゆっくり焦らずやって行きましょう。」



そんな折マナが単身で、

牛帝国を滅ぼしたという話が聞こえて来た。

嬉しいが正直マナの能力に嫉妬していた。


多分健太とマナにはかなりの力の差がある。

頑張ってるマナには悪いがあまり活躍されると、

自分の努力の意味や存在価値が無くなる。


健太は久しぶりに王宮の自室に帰ってきた。

そこには手紙があった。


「健太へ

今までありがとうございます。

貴方と過ごした前世は私の心を癒しました。

穏やかな日々の暮らしをとても感謝しております。

ですが、現世に転生してから貴方と私には明確に

生き方に違いが生じてしまいました。

だからこれからは別々の人生を歩みましょう。

貴方の夢を叶えてください。

遠くから応援致します。」



健太は手紙を読んで立ち尽くした。

マナは前世からの縁で夫婦である。

どんな事があっても、

健太について来てくれると信じていた。



健太は更にマナの荷物が無くなっている事に気が付いた。

健太は王都中を走り回り聞いて回るが、

ピンクの馬車に乗って、

出かけたという情報しか集まらなかった。



健太は変な嫉妬のせいで、

マナに向き合えていなかった自分を恥じた。


もうマナは居ない。追いかけると言っても、

何処にいるのか分からないのだ。


そうだ!女神様!女神様ならわかるかも知れない。


健太は女神様を呼び続ける。


「マナの居場所を教えてください。」



すると女神様からの空輸便が届く。


「親愛なる健太殿

貴方は何をやっているのですか?

私が貴方に求めているのはマナを制御する事です。

それなのに、マナを止められず一人で剣術訓練。

貴方はバカなんですか?マナに人類救済をさせる事を生きがいと思い込ませて、補助するのが貴方の役目です。さっさと虎王国へ向かいなさい。

by怒りと呆れの女神より」



健太は女神様から全然頼りにされてない事にビックリしたが、早速馬車を購入してマナを追いかける。

失ってはいけない妻を説得する為に。



大切なものは失ってはじめて気付くものである。

しかし、健太はこの後、想像を絶する状況になるとはこの時には思いもしなかった。




やばいなぁ!!この小説100話超えるかなぁ?

300話とか連載している人すごいなぁ

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