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ある日のちべたんさんどふぉっくす

僕の彼女はチベットスナギツネ の本編に入れかけたネタです。あやういあやうい。

「スナコさん、なんか僕ら随分と出番が無かった気がするよ」

「仕方あるまい。作者とやらがコンコンに出発していたそうだ」


 あぁなんかコンテストかと、僕は呟く。


「そもそもこんなパロディしか無い作品が、通過出来ると思っていたのか! 片腹痛いわ!」

「スナコさんメタだよ!」


 映画とかゲームとか鮫ばかりだからなぁと僕は醒めた目になりながら今までを振り替える。


「……無理だね」

「うむ。最近は版権とやらもうるさいからな。だから我らが世紀末ふぉっくすがあるのではないか」


 気付いたらなんかセット組まれてる! 組まれてるよ!


「スナコちゃんすたんでんばーい?」

「おういえ」


 ――待って! 待って僕まだパジャマ!


「シーン63 月面にて……action!」


 ――待って〜! 月面って何〜!




 こうして夜は更けていく。

チベスナって、こんなノリですものね。

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