ガンドリオ
ティアーヌ達は一度サラ達のところに戻り状況を報告する。
「南西の港町ガンドリオ?行ったことが無い方向ね。アルテーラ王国でも南西の半島の先なのね。それにしても、これが地図?随分と雑な地図ね」
「やはり他国に詳細な地図は提供できないのでしょう。軍事機密ですから」
「仕方ないわね。じゃあ転移の座標を確定しに行きましょうか」
「はぁ、一泊までですよ。魔物退治の情報収集はトリストフ達に任せてくださいよ。彼らに頼んでいる諜報活動などが可能な裏部隊の育成の一環にもなりますので」
「ローデットは厳しいわね。分かったわよ。確かに新規に増やした犯罪奴隷達の情報収集などへの適正確認にもちょうど良いわね」
「転移座標把握だけはサラ様が安心ですので、それと海料理の一泊だけは良いでしょう。ついでに屋敷の1つぐらいは転移用拠点として購入しておいてくださいね」
「分かったわよ」
サラはティアーヌ達が持ち帰ってきた地図をもとに、ガンドリア付近と思われる場所の上空の方へ≪転移≫し、ガンドリア近くまで≪飛翔≫してから、仲間達も≪転移≫で連れてくる。
「お、久しぶりのアルテーラ王国。同じ港町でもちょっと雰囲気が違うんだよな」
「はい、やはり海軍がしっかりした国なので、軍船が見えるのもあるのでしょうか」
「それに半島の先で海風が強いので、頑丈な四角い石造りばかりなのも異国情緒なのでしょう」
「サラ様、あれが美味しそうですよ」
「そうね、せっかく来たのですからまずは情報収集を兼ねながら屋台で買い集めましょう」




