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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女執行人サラ

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神国選挙結果

「選挙の経緯は置いておいて、選出されたからには引き続き頑張るしかないな」

とつぶやいた教皇は、広間に突き出たバルコニーに進む。


「アルメルス神国の国民の皆様、この度、改めて教皇に選ばれたアルヴィス・ライアレンです。今後は家名で世襲するのでは無いので、アルヴィス・ライアレン・アルメルスとは名乗らないことにします。ただ、この1年の働きではまだ隠居させるには不足である、これから3年の任期も頑張れと言われたのだと認識しました。3年の間、引き続きアルメルス神国のために精一杯頑張ります。ご支援どうぞよろしくお願いします」

広間に集まっていた国民からの歓声はいつまでも続くので、そろそろ、と促されて教皇が戻っていくが、それでもしばらくは続くのであった。



「アルヴィス教皇、ご当選、おめでとうございます。どうか引き続きよろしくお願いいたします」

「ありがとうございます。後継者育成も頑張ることにします。で、コルマノン王国ならびにドラセム卿へのお話は、実はまだ保留で良いでしょうか?とお願いするのが最初の仕事と引き継ぐ予定でした・・・」

「まぁこの質素倹約ぶりを拝見していて想像しておりましたよ。王国としては、過去の神国の悪き運営に決して戻らないようにして頂くことを優先して頂ける方がありがたいですね。ドラセム卿は残念なようですが」

「私も無理に貰いたいものがあるわけでは無いですよ。活気が出た街中を拝見して、これが続いて欲しいと思うばかりです。もちろん、魔導書等が残念でないと言えば嘘になりますが」

「正直ですね。実は大恩人のドラセム卿への品として全くその一部にすら成れない物ですが、ご婚約のお話も伺いましたので、ささやかながら書庫の整理で唯一出てきた魔導書を1冊だけお贈りさせていただきます」

「これ、ドラセム卿、顔に出過ぎだぞ」

「え!ありがとうございます!」


早速見てみると≪望遠≫という中級光魔法であり、遠くにある物をすぐ近くにあるかのように見える魔法で、遮蔽物がない限りはかなり遠くまで見えるものであった。光精霊メスメレンにも教わっていなかった新しい魔法であり、かなり有用そうなので自身で習得すればすぐに仲間達にも広めるのであった。


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