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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女潜入者サラ

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ダラム軍議

ダラムで行われる軍議には、神国は教皇をはじめとする幹部、コルマノン王国からは使節団と国軍幹部とサラ、レーベルク帝国、アルテーラ王国、ガーライト王国の各軍の幹部が参加している。


まず教皇から発言がある。

「今日からガーライト王国にも援軍を頂戴することになりました。大変感謝しております。また、幸いにしてそのタイミングでの魔物たちによる首都ダラムへの襲撃、何とか持ちこたえることができました。皆様の奮戦にも改めて感謝します」

「今日の魔物たちは統制が取れているだけでなく、強力な魔法使いが居ました。ダークエルフのようです。村々の防衛では敵勢にダークエルフは居なくゴブリン、オーク、ハイオークぐらいであったという話から、彼らはこの奇襲に賭けていたのではないでしょうか」

「その出鼻をくじけたということは、幸先が良いのですかな」

「いや、この機会にダークエルフを倒せず逃がしてしまったのは不味いのでは。村々の被害が懸念されますな」

「では、彼らの希望するダラム奪還を囮にして誘き寄せることで殲滅をはかりますか」

「いや、それでは首都ダラムが危険にさらされるので良くない」

「ではどうすればよいと仰るのですかな、神国の皆様は」

「もっと良い案を出して貰えば良いのでは?ドラゴンも配下にしたという者を辺境に送り込んで撤退に追い込むなど」

「いい加減にしろ!前向きな、建設的な意見を言えない者どもはこの会議に参加する必要は無い!」


相も変わらず傲慢で自分勝手な神国の幹部たちは、教皇に叱られても自分は悪くないという子供のような表情と態度をしながら退席をしていく。

「応援の各国の皆様には大変不愉快な思いをさせてしまい、誠に申し訳ありません」

「教皇、彼らには早期に辞任して貰わないと人類共同戦線は崩壊してしまいますぞ」

「仰る通りです。魔物騒動が終わるのを待つつもりでしたが、自宅待機を命ずることにします」


議論を邪魔する者が居なくなったので、前向きに話し合いを行った結果、やはり首都ダラムの近くで一度大規模な合戦をする必要があるという結論になった。村々という弱いものが点在する人類側は個別撃破する方向だと全てを守り切れないからである。


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