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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女潜入者サラ

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ロージアン冒険者裏事情

「単なる≪魅了≫だけではそこまでの信仰とならないと思うけど、どうなのかな?」

魔剣であり悪魔であるストラデルや、天使マルカルロに聞いてみる。

「いくら上位の悪魔であっても≪魅了≫の効果だけではそこまではならないはずだ」

「そうですね。ただ、周りに本当に信奉している者たちばかりであれば、集団催眠のように狂信者にしていくことも可能かと。効果が切れるたびに≪魅了≫することと、そのような環境を意図的に作ると可能かもしれないですね」


今日から一緒に食事をしていた新たに雇用した女性奴隷たちが驚いている。

「悪魔や天使に驚いたの?このこと、外では話さないでね」

「はい、もちろんです。悪魔たちだけでなく、今のお話について驚いています。私たち、もともとはこの街の生まれではなく、ある街の酒場で給仕をしていました。あるとき、冒険者たちと恋人になり旅をしているなかでこの街に来たのです。それが、その冒険者の彼たちがだんだんと至高教団の教えは尊いと、今までなら絶対に言わないようなことを言い出して。女性神官か何かにたぶらかされたのだ、浮気だと刃傷沙汰になり、犯罪奴隷に。彼たちは怪我が治った後、魔物たちとの戦いで死亡したと聞かされました・・・」

「やはり、至高教団が怪しいわね」

「でも、そうまでしないといけない理由は何なのかしら。神聖騎士団って強いというなら彼らをつぎ込めば良いのではないのかな」

「その辺りも探ってみないとね」


サラは王都ワーズの宰相にそれらも報告しておきながら、首都ダラムにいる使節団、テオドナ・モンブリー法衣伯爵とクリミーユ・タンプ法衣子爵に相談する。

「ほう、辺境都市ロージアンの冒険者にはそのようなからくりが」

「確証はないのですが、どうやらそのようで」

「先日の、南西の先の魔物の軍隊という情報も踏まえると、神国はかなり深刻な状態にあるのかもしれないな」

「毎日のらりくらりされて進まない外交の中で、こちらが把握している旨を匂わせてカマをかけてみるの良いかと」

「どうぞよろしくお願いいたします」

「はい、交渉ごとは私たちにお任せを。貴重な情報、ありがとうございます」


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