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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女代官サラ

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密航船襲撃

事前に宰相から貰っていた通達を持って、港町ラブリニーから衛兵と奴隷商を連れて来ている。このまま密航船などを襲撃すると、客観的にはサラたちが単なる強盗に見えなくもないので、衛兵による確認をさせるためである。さらには生きたまま捕虜にした相手が、魔法使いの場合に逃げられないようにすぐに犯罪奴隷にするための奴隷商である。


それらの準備も万端な上に、王都から従士団を連れて来たサラ。

陸上から囲んでも密航船で逃げ出すことも踏まえて、≪飛翔≫ができるサラたちは海側から≪氷壁≫などで逃げ場を無くすように配置する。

人数が多いため囲むところが見つからないように、王都から逃げて来た1人が合流した夜に襲撃をかける。かなり急いで逃げて来たと思われる日数であったので、その日の夜は休養を取ると見込まれ、その隙をつくためである。


海上からはドラセム家の魔術師団とサラたち10人強、陸上からは残る魔術師団の10人強と、近衛騎士隊、第1騎士隊、第2騎士隊による騎士団が50人ほどで取り囲む。

その上で、可能な限りの精霊たちも≪召喚≫して海上・陸上ともに配置しておき、上級光魔法≪大照明≫で密航船付近を昼間のような明るさにする。そして風精霊ジョステルの助けをかりて、サラの声をその一帯に聞こえるように拡声させる。

「私はサラ・ドラセム伯爵。そう、あなた達の暗殺の標的。孤児たちを人質にするような卑劣な行い、その報いを受けるが良い!」


慌てて船から飛び出して来た、神聖騎士団の裏部隊や乗組員の十数人。絶望的な状況に、特に顔が引きつっているのは密航船の乗組員なのであろう。その集団の中から1人出てきて叫ぶ。

「私は今回の派遣隊長のジルベーレ・フィアーノである。勝手な言い分ではあるが、隊員ではない、船の乗務員たちの命は助けて貰えないだろうか」


そのジルベーレの合図で10人が前に進み出る。裏部隊の者が入れ替わっていないかという懸念もあったが、奴隷にした2人ともが頷くので大丈夫なのであろう。

サラが騎士隊に指示することで、何人かが前に出て投降して来た10人を武装解除して、縛り上げたまま包囲陣の後ろに連れて行く。

奴隷商がそのまま犯罪奴隷としての手続きを行い、逃亡や逆襲を予防する。


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