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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女代官サラ

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ヴィリアン侯爵領完了報告

最後のダンジョン攻略も完了し、魔の森の地図とそこにあったダンジョンそれぞれの地図を完成させて、領都に戻るサラたち。

冒険者で依頼を受けたことを表向き理由にしてあるので、あくまでも冒険者ギルドに向かう。フェルールに心配をさせないためにも随時の報告はしていたが、最終報告であることをギルドの受付に告げる。


依頼主であるフェルールに確認サインを貰うために、ギルドにまでフェルールに来てもらい、少人数に絞った応接室で面談する。

「魔の森の一通りの討伐は終わりました。またその範囲にあったダンジョンも攻略しましたので、氾濫(スタンピード)はしばらく起きないと思います」

「本当ですか?」

ギルド職員が職務上どうしても確認したいというので、ダンジョンコアをいくつか提示するが、別のところから入手したかの区別はできない。

「私はもちろんサラ様を信じます」

「ありがとうございます」

依頼完了のサインも受領し、得られた魔物の素材などと比べると格安ではある報酬の貨幣も受領しておく。そしてギルド職員が去った後に、フェルールに魔の森の地図、ダンジョンの地図を渡す。

「これは!?」

「侯爵家の資産として上手く使って貰えたらと思いまして」

「サラ様!ありがとうございます!」

「あと、山頂に光精霊様の祠がありました。この領都にも光精霊様の祠を祀って貰えたら嬉しいです」

「はい、すぐにでも。今回のサラ様への御恩と合わせて、代々の申し送りに含めます」

「私の方はそこまでしなくて良いのだけどね・・・」


面倒になるので、侯爵や令息とは会わずに陣に戻ってそのまま皆を連れて王都に帰るサラたち。登城して宰相にも結果だけは報告しておく。

「ふむ、良くやってくれた。きっと他の甘えた領主たちからも同様の依頼を相談されるであろうが、領地の魔物が根こそぎ狩られて資源のうまみが無くなる、ヴェシン伯爵家から結構のお金をせしめた、という噂を流しておこう」

「ありがとうございます」


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