表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女伯爵サラ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

584/1027

バッソ領3

視察官が到着するにはもう1週間ほどかかったが、増えた人手でそれまでにいくつか分かったことがある。


略奪して来た品々を港の倉庫経由で運び込む商船は毎回同じ船のようであり、バッソから南に向かい、南から帰ってくるため、時間的にも港町ラブリニーに運んでいるのではないかと思われた。

またその商船の乗組員も、海賊船の幹部っぽい人物も男爵屋敷に出入りしていることが確認できた。


水精霊シルビー経由での宰相と、バッソの宿屋で合流した視察官とにこれらの情報を伝える。

「バッソ男爵が関与していることはほぼ間違いないであろう。男爵屋敷から出てきた海賊船、商船それぞれの乗員を捕獲し、口を割らせろ。その情報を突き付けて男爵を拘束、王都へ連れてくるように」

という宰相の指示になった。

視察官は武官もそれなりに連れて来ていたが、戦力の意味ではサラたちにも協力依頼をされる。


まず倉庫から出てきた商船の乗員それぞれに対して尾行をつけて、男爵屋敷に入るまで追跡し、出てきた後は人通りの少ないところで馬車に連れ込み捕獲する。

男爵との関係を問いただすと、男爵の運営する商会の商船であることが判明する。また、想像通りバッソ港からラブリニー港に荷を運んでいることを再確認できた。この商船の乗員は、はっきりとは聞かされていなくても海賊船とのつながりはうっすらと気づいてはいたが男爵の指示には逆らえず、賃金も増えたので後ろめたくも運搬をしていたとのこと。


続いて狙うは海賊船幹部であるが、彼らは常に2人以上で行動している上に、商船員と違い軍人として戦闘力もあると思われるため注意を払う。

彼らも行動は夜間であったので、細道に入ったところで、自分たちは≪夜目≫をかけておきながら闇魔法≪夜霧≫で月明かりすら無くさせて意表を突いたところで、カモフラージュのために≪睡眠≫の短剣も使いながら、悪魔ストラデルと≪睡眠≫により行動力を奪った上で捕獲して馬車で運び出す。

彼らは単純には口を割らなかったが、こっそり≪魅了≫をかけることでアルテーラ王国の海軍であることまでは聞きだした。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ