表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女子爵サラ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

500/1027

厭戦感創出

休戦中には、遺品を販売することだけでなく、帝国軍の負傷者に対しても有償で回復魔法をかけることにした。帝国軍は街道沿いには魔法使いを連れて来ていなかったため、膨大な負傷者に対して、回復薬などでは追いついていなかった。

サラの仲間たちで回復魔法が使える者が総出で、ほとんどはサラたちの攻撃魔法による怪我である1,000人単位の負傷者を治癒するのであった。微妙な顔で感謝もされつつ、サラたちの良い訓練になり、サラ・ミーナ・ティアーヌが指欠損程度は治せる≪上回復≫を習得、習熟出来ることになった。他の≪治癒≫レベルであったメンバも≪回復≫を使用可能になった。


怪我人も治し、遺品が売り切れていくころには、多くの帝国兵が死んだことの実感もあり、出だしから負け続け、起死回生の(いかだ)作戦も思ったほどの効果を出せず、龍の棲む山での奇襲が失敗したことも知れ渡り、十分に厭戦感が広まったことで、国境付近で休戦待機中の帝国軍の士気はもう皆無であった。


それと並行して王国軍は帝国内の情報を入手し、帝都がまだ籠城状態であることを知る。

王都とヴァーヴ伯爵に諸々を水精霊シルビーによる伝言で諸々の状況を報告していると、今の状況にしたことへの褒め言葉と共に、王国内の軍議の状況を伝えられる。


王国に攻め入られる危険が減ったのであれば帝国が自国内で戦力を減らすのを静観する第1案、帝国が弱った隙に今度は王国が領土を奪いに攻める第2案、領土を奪うほどでは無いが第1皇子派に恩を売るために第2皇子派に打撃を与えつつ帝都も救いに行く第3案などである。

前回と今回に武功を上げられなかった武闘派が推す第2案が有力で、第1案はほぼ無く、残りが第3案とのことである。


ヴァーヴ伯爵は第3案の方向ではあるが、この案では第1皇子が第2皇子を退けたとしても、帝国が王国に負い目を感じることになるため第1皇子は第1案を希望すると想定している。領土が隣接する立場としては不要な(いさか)いの種は残したくない思いもあるため、今の第1皇子の戦況を正しく把握するために、サラたちに帝都に行って欲しいと頼まれる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ