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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
魔女見習いサラ

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別パーティー

鉄級冒険者になりそれぞれ剣士・弓士・魔術師の委員会に所属申し込みをした3人。


挨拶早々、ハリーは明るい性格から先輩冒険者に気に入られる。訓練もつけて貰い、そのなかである程度の実力も確認されたことから、今度の探索への同行を誘われる。


「一人で遠出して来て良いかな?」

と嬉しそうにリリーとサラに相談するハリー。

「どうしてハリーだけ?リリーも人当たりは大丈夫なんじゃない?」

「人付き合いが上手いだけでなく、盾と片手剣の組合せだから他メンバと合わせやすいからじゃないかな」

「悪いな。行ってくるよ。覚えたこと、二人にも教えるからさ」


どうも、魔の森への探索に誘われたのと男性ばかりパーティーだったようで、いくら10歳未満といえども女子を混ぜることの危うさを思っての話だったようだが、ハリーもそこまでは2人に伝えない。



リリーも、将来を見据えて文字の勉強だけでなく魔法の初歩を覚えたく、そういうのが苦手なハリーが居ない間にサラを独り占めしようとたくらむ。

サラはサラで、3人で狩りに行けない間に、加入した魔術師委員会の図書室にあった、師匠のところにはないような多くの魔導書を読みふけりたかったので、それならそれで、とハリーの遠出を否定しない。


「少しは寂しがったりしろよなぁ」

と思わないでもないハリーであったが、領都から違う街に行くこと、さらにそこから話にしか聞いていない魔の森に行けることに興奮して、なかなか寝付けない準備期間となった。



今回同行させてもらうパーティーは、剣士委員会に属している剣士ヘルムがリーダーで、その他にもう一人剣士ハルトと狩人である弓士アルクの3人である。

日ごろは魔の森の近くの街ゲレを拠点にしていて、領都には商隊の護衛任務で来た。馬や馬車を持てるほどのパーティーではなく、帰りも護衛任務を探して、その馬車に便乗する予定である。


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