外交団3
サラはある程度上空まで上がった後は、ロック鳥ガンを見て安心しながら、精霊たちを召喚した上で、帝国軍からの魔法や弓矢による攻撃がどこまで届くか不明なため、念のために≪結界≫を発動しながらさらに上空に移動する。
精霊たちには、ちょうど帝国軍の東側は荷馬車などの集まりであることを踏まえ、主には火魔法で焼き討ちを指示する。
荷馬車などが燃えだすことと、なぜ本陣の方から王国軍数人が飛び出してくるのか分からない状況で、帝国軍の東側は混乱状態になり、≪結界≫に守られた代官たちは無事に陣営の外に抜け出す。
街の城壁から見ていた留守役たちも異常な状態に気付き、城門から兵団を平原側に広げて待機する。
平原の王国軍も、外交交渉が上手く行くとはまず思っていなく、敵本陣の方が大きく燃えだしたのを見て、突撃する準備を行う。
その頃サラは、自分にまでは届かない魔法攻撃や弓矢の様子を踏まえて、すべての天幕や馬車を燃やす勢いでさらに焼き討ちを続けている。
ハリーたちは異常状態をみて、すぐに城門からでてバトルホースたちと合流・騎乗して、火が出ている帝国軍の東より、さらに東側の平原を目指して移動する。代官たちと合流すると、交渉が決裂して襲われたこと、サラが殿として1人残っていることを聞く。代官はサラを救うためにもこの機会に帝国軍に総力攻撃すると宣言する。
ハリーたちはサラの騎馬であるハンも連れて、さらに北東に進む。
反対に代官は街に向かい、手前に居た街の王国軍に突撃命令を出す。
その街の王国軍の突撃をみた平原の王国軍も突撃を開始する。




