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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女隊長サラ

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外交団2

「名乗る前の発言、失礼しました。私はベンタイン司令官の副官であるルードルフ・トリアン子爵です」

領土を奪いに来ただけというのはさすがに外聞も良くないので、大義名分として領民解放を言い訳にして来たようである。宣戦布告のときの言い分の通りである。


「宣戦布告のときにも伺いましたが、何が圧政でどこの何が問題であったかを具体的に教えて頂けますか?税率も帝国より低く、逆に今回の侵略において若い女性を生贄に略奪しに来られた帝国に正義があるとは思えませぬが」

「生贄とは言いがかりも甚だしい!」

「司令官、ここは私に。何が問題であったと説明すればその領民が特定されて不利益を被るでしょうから、具体的にはご説明いたしかねます」

「話になりませんな。我々は帝国に対して、即時の撤退と損害賠償を要求します」


その後は互いの武官や文官がそれぞれ言い合うも、まとまる方向にはとてもならず、最終的に決裂となった。

天幕をでて街に帰ろうと騎乗して進みだしたところで、帝国軍から、

「やってしまえ!」

という声があがり、周りを取り囲まれる。サラは慌てて全員に≪結界≫を発動して、ゆっくりと進みだす。

先ほどの副官であるトリアン子爵が飛び出して来て

「馬鹿な真似はやめろ。外交団に攻撃など言い訳できなくなるぞ!」

「全員殺してしまえば証拠はない」

「そんなわけないだろう」

と止めようとするも、勝手に盛り上がった過激派は代官たちに剣で切りつけてくる。


真っ直ぐ街に帰るには帝国軍の分厚い陣営を通る必要があるため、この本陣から陣営の薄い東方面に向けて走り出す。いよいよ帝国軍は攻撃を強めて、剣で切りつけるメンバだけでなく弓矢を放つもの、魔法攻撃をしてくる者たちが現れだした。

今は≪結界≫で守れているものの、いつ≪魔法消滅≫などで≪結界≫が無くなるかもしれないため、サラは代官たちに全力で逃げることを指示し、自身は≪結界≫を解除した瞬間に、まだ不慣れな≪飛翔≫で上空に飛ぶ。


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