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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
女学生サラ

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6属性魔法基礎

魔術学校4日目は、6属性魔法の基礎であったので、魔法訓練場での授業になる。


担任のガリレード先生から、

「このAクラスでは、既に3属性以上の魔法を習得されている方ばかりですので、属性魔法の魔法発動の基礎講義は行いません」

「今から、火風水土光闇の6属性の初級魔法について、1冊ずつ魔導書を貸し出します。これから半年の間に、各属性で何か1つずつでも魔法を習得できるように頑張ってください。もちろん向き不向きもありますので、習得できなくても卒業できないわけではありません。ただ、下期からの授業選択の考慮条件にはなります。既に初級を習得されている場合は、魔術語と魔法陣による習熟を目指しても、中級以上の習得を目指しても、クラスメイトをお手伝い頂いても結構です」

と6冊の魔導書が配られる。


中身をみると6冊それぞれには≪種火≫≪そよ風≫≪水生成≫≪砂生成≫≪灯り≫≪夜目≫の1つずつ魔術語や魔法陣が記述されていた。

サラはこれら6つについては魔術語や魔法陣まで習熟していたため、リリーの手伝いや図書館で借りて来た魔導書による別魔法の習得を目指す時間にしようと考える。



クラスメイトは基本的にバラバラに散って、自身が未習得の属性の魔導書を見ながら練習を始めている。

リリーはサラのところに来て、

「6属性、残るのは土属性と闇属性で、≪砂生成≫と≪夜目≫だけど、冒険で役立つのは後者だよね。こっちから頑張ってみるね」

と言ってくる。サラは、新しい属性を覚えるときには、触媒を使うことで効率が良くなると思っていたのだが、講師はそれらの準備もしていないし、あまり目立たないように、今日の授業では、そのまま訓練を続けることにした。

ただ、≪夜目≫は≪種火≫等と違いサラがいくら実演してもイメージはつかみにくいのもあり、やはりその日の午前だけではリリーは習得できないままであった。


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