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残念な魔女見習い ~火傷痕コンプレックスからの魔法成り上がり~  作者: かず@神戸トア
銀級冒険者サラ

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仕立服受け取り

サラはリリーと2人で、注文したドレスを受け取りに行く。

高級そうな服屋に入る直前に、少し年下ぐらいの女の子がサラにぶつかり転ぶ。痩せ気味で薄汚れた服の子である。

「大丈夫?」

と声をかけて起こそうと手を出そうとしたところで

「うん、大丈夫」

と駆け出して行ってしまった。


サラたちは顔を見合わせて、そのまま店に入る。ドレスの仕立てを確認して受け取り、店を出たところで、女の子の叫び声が聞こえてきた。

「返して―!」

と女の子の声がする方を見ると、店の横の道で、先程ぶつかった女の子が、黒フードの大人に蹴飛ばされて転ばされたのが見える。


サラたちは女の子に駆け寄る。口から血が出ていたので、サラが≪治癒≫魔法をかける。

「大丈夫?」

「うん、大丈夫」

と先程と同じやり取りを行う。

「何があったの?」

「近所の悪い奴に、お母さんの形見のネックレスを取られたの」


話を聞いてみると、お母さんが亡くなったら近所の奴が貸していた金を返せと言ってきたが、金目の物は無いので形見のネックレスを取り上げられそうになった。何とか逃げていたが、さっき捕まって奪われてしまった、と言うのである。

家まで送るというサラたちに、逃げ回っているうちに迷子になったと言う。ただ、「背の高い王城の見え方で分かるはず」と、王城をときどき見て確認しながら「こっちこっち」と走っていく女の子。「危ないよ、またぶつかるよ」と付いて行くサラたち。


だんだんと王都の南西部の方向に向かっていくので、サラとリリーは互いの顔を見て「ちょっと待って!」と言うにもかかわらず女の子はどんどん先に進み、とうとうスラム街の中に入っていく。見えている範囲はそこまで危なそうに見えなかったため、仕方なしに付いて行く2人。


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