魔道具確認
隣の店舗兼住宅を紹介してくれたカーラからも
「私も女一人暮らしで。ローラの子でエミリーの弟子なら姪みたいなサラちゃんが隣に住んでくれるなら安心かな」
『美人なのに1人って。エミリーさんもだけど』と考えたハリーに、『何考えているか分かるわよ』とリリーが肘でわき腹をついてくる。
前払いで3月分家賃の金貨3枚を払い、宿を引き払って荷物を持ってくる4人。
カーラは早速約束ね、と皆の魔道具を並べさせる。
サラは、エミリーに貰った≪拡張≫の腰袋、≪収納≫の腕輪、羽根ペン、懐中時計、毒耐性の指輪、魔力向上の腕輪、防御力向上のローブを。ハリーは、大きさを変えられる炎の魔剣、≪軽量≫の甲羅製スモールシールド、筋力向上の籠手、筋力向上の指輪、頑丈のツルハシ、≪帰還≫付の投擲短剣を。リリーは、≪頑丈≫≪帰還≫付の魔矢、氷の槍、器用さ向上のイヤリング、暖房もしくは冷房の腹巻。カーヤは、≪拡張≫の背負袋、頑丈のツルハシ、筋力向上の籠手、≪頑丈≫≪帰還≫付の鉄球である。
サラたちはエミリーの空間魔法による袋と、サラの魔剣以外の魔道具を提示したが、カーラは気づいていたようで
「サラちゃんの短剣や魔法の袋は訳ありなのかな。良いわよ、そういうものも」
と認めてくれた。
「それにしてもたくさん集めたわね。すごいわね。特にこれなんて面白いわね」とサラの≪収納≫腕輪と、ハリーの炎の魔剣を示す。
「それ以外も良いわね。魔法陣をメモさせてね」となぜか鼻息が荒く、すべての魔道具についてメモをしている。どこで入手したの?と聞きながらそれもメモする。
ハリーは『もしかしてコレが原因?』と思うが、またリリーがわき肘で腹をつつく。
サラが、他人に譲った魔道具、炎の片手剣、氷の両手剣、灯り台、王冠などの魔法陣のメモを見せると、なぜか意気投合している。
ハリーたち3人は呆れてみている。




