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アンティーク姫のいる探偵事務所  作者: 赤柴紫織子
十章 フラジャイル
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二話『終わらない?』

 僕の言葉に、神崎は一瞬ぽかんとした。

 そして肩が震え出す。


「は、はは」


 本当に面白そうに、神崎は笑う。


「あはははは! ははは! そうか…国府津にとっては終わってなかったんだな」

「憐れまれてるよおにいさん」


 うるさいなあ。

 仇敵とかみさま二人がかりでメンタル攻撃しないでほしい。泣くぞ。


「俺が死んだらお前の復讐劇は終わる、といったけど」

「うん」

「お嬢はどうするんだ」


 一番触れてほしくないところを触れられてしまった。

 というか、予想通りではあるんだけれど。神崎が姫香さんのことを持ち出さないわけがない。

 僕は少し迷った後に言う。


「何もしない」

「ほんとかよ」

「ほんとにい?」


 神崎とかみさまの言葉が被った。なんだよ、僕そんなに信用ないのか。

 かみさまは相変わらず僕の横にいてくすくすと笑っている。こちら側ばかりにいないで神崎の方に行ってほしい。君、どちらかというと僕をいじめるあちらサイドじゃないか。


「『鬼』の娘なのに?」

「…あの人は、姫香さんだよ。僕の事務所の副所長だ。『鬼姫』ではない」

「へえ、そう。なるほどね」


 

書きかけて予約投稿したらそのまま投稿されたのですごく短いですごめんね!

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