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現代にダンジョンが現れたので、異世界人とパーティ組んでみた  作者: 立風館幻夢
第4章 Open Your Eyes For The Elf's Past

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第78話 瑠璃の異世界冒険譚

「そういえばルリルリ! ルリルリって、大学院ってところで、異世界の研究をしてるんでしょ? 今日はなんの異世界について研究したの?」

「んん!?」


 リンが生姜焼きを頬張りつつ、大学院について聞いてきたので、思わず口に入れたものを吹き出しそうになった。

 そういえば……翡翠ちゃんの言ったことを真に受けていたんだった……。


「ウチも気になるなぁ、どんな世界についてや?」

「ワシも気になるぞ、瑠璃」

「世界……私も……気になる……」


 どうしよう……みんな期待の眼差しで私を見ている……。

 なんて言おうか?


「瑠璃ちゃん、世界についてなら、いつも子どもたちに見せている『アレ』を見せたらいいんじゃない?」


 叔母さんが困っている私を見かねたのか、助け船を出してくれた。


「アレ? アレって何? ルリルリ?」


 リンは叔母さんの言ったことが気になっているようだった。

 叔母さんの言ったアレ……私にはそれが何なのかわかっていた。


「……みんな、ちょっと待ってね」


 私はそう言って、急いで間食して食卓を後にし……自分の部屋へと向かった。

 子ども以外の人に披露するのは初めてだな……なんか恥ずかしいけど。



 私は部屋で準備を整え、再び居間へと戻ってきた。


「ルリルリ……なにそれ?」


 リンは私が持ってきたものを指さして、そんなことを言った。


「なんや……小さい舞台みたいやな」


 ラピスは私の言ってきたものについて率直なイメージを語る。

 小さな舞台……あながち間違いではない。

 そう、これは……。


「これは紙芝居って言うの」

「かみ……しばい? ってなに? ルリルリ」

「まぁ簡単に言うと……絵を複数枚使うお芝居のこと、ここに遊びに来る子どもたちにわかりやすいようにこうやって絵を使って説明するの」

「へー……だから紙芝居なんだね!」


 リンは私の説明に納得してくれたようだった。

 他の3人も……なんとなく理解したみたい。


「紙芝居……なんか……面白そう……」


 キセノンは目を輝かせていた。

 他の3人も期待の眼差しで紙芝居を見つめる。


「なぁ瑠璃……それはなんて読むんだ?」


 ゴルドは紙芝居のタイトルについて問いただす。


「これはね、『瑠璃の異世界冒険譚 お花の世界編』って読むの」

「ルリルリのいせかい……ぼうけんたん?」

「おはなの……せかいへんって、どういうことや?」


 リンとラピスはタイトルの意味が分からないようだった。

 ま、とりあえず披露するか。

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