表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
現代にダンジョンが現れたので、異世界人とパーティ組んでみた  作者: 立風館幻夢
第6章 さぁ、ファッションショータイムだ!

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

157/424

第148話 巨大な蜘蛛

「ゴルド、キセノン……大丈夫?」


 私が徐に声を掛けると、私の意思とは反対に、体が動いた。


『うん……私は……大丈夫……ゴルドちゃんは……大丈夫?』

『おう、なんか変な感じがするが、大丈夫だぜ』

「よし、じゃあ行こう!」


 私は体を動かし、向こうに見える巨大な蜘蛛の元へ向かう。

 巨大になったおかげで、一歩一歩が大きく、木々をなぎ倒しつつ、数十歩で奴の元へ着いた。

 奴も私たちに気付いたのか巣から離れ、私たちと戦う準備を整えてきた。

 奴は私たちに向かって糸を吐き、動きを封じようとした。


『させっかよ! おらぁ!!』


 ゴルドが咄嗟に背中に抱えていた巨大な斧を取り出し、その糸を切り裂いた。


『このまま切り刻んでやるぜ!』


 ゴルドに体の主導権が移り、斧で巨大な蜘蛛に攻撃を仕掛ける。

 しかし、奴も馬鹿ではなかった、奴は巨大な体からは想像もつかないくらい早い動きで、攻撃を避けてしまった。

 斧が地面にぶっ刺さり、取れなくなってしまった。

 その隙を見て、奴は巨大な蜘蛛の糸の塊を飛ばしてきて、私たちに攻撃を仕掛けてきた。


「いった!!」

『いってー……』

『結構……キツイ……かも……』


 奴は続けざまに糸を飛ばしまくっている。

 ゴルドは斧を抜こうとするも、びくともしなかった。


『まずい! どうすれば……』

『……任せて』


 キセノンに体の主導権が移り、刺さった斧を放置し、糸攻撃素早く避け、蜘蛛に向かって体を動かす。

 キセノンはその重々しい体を身軽に動かし、思い切りジャンプした。


「うおおおお!? キセノン!? 何するつもり!?」

『……決める!』


 キセノンはそのまま飛び蹴りをし、ハンコの如く奴を押印した。

 奴には致命傷だったのか、脚が数本折れてしまったようだ。


「よし、このまま決めちゃいますか!」


 私は地面に刺しっぱなしだった斧を抜き取り、刀を持つように構えた。


「行くよ! おらああああああ!!」


 私はそのまま斧を振り下ろし、奴を一刀両断した。

 奴に攻撃が命中し……そのまま煙となって消えてしまった。


「よし! 倒せた!」

『……やったね』

『ワシ、あんま活躍できなかった……』

「別にゴルドも活躍出来てたよ!」

『うん……ゴルドちゃん……よくやったよ……』

『そ、そうかよ!』


 ゴルドは若干照れているようだった。


「すっごおおおおおい!! バリ凄いよみんな!!」

「かっこよかったでー!」


 地面で待機していたリンとラピスが、こちらに向かって歓声を上げた。


「それじゃ、戻ろう」

『おう』

『うん……』


 敵が消滅したのを確認した私たちは、元の姿に戻った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ