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【作中補足04】伝書鳩
広大な領土を持つローマ帝国において情報伝達は重要な課題であり、その方法は多岐に渡って整備されていました。
『ローマ軍はツルハシで勝つ』という格言があるほどロジスティクス(物流)に力を入れており、戦地へと向かう各街道を丁寧に整備していました。
各所に伝令役が配置され、早馬を乗り継ぐ駅伝方式の郵便制度まで確立されています。
人類初の長距離通信手段として『伝書鳩』を活用した記録も残されており、オリンピック競技の結果や戦地での報告、果ては商人達までが利用していたという記録が残っています。
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参考文献
Forbes japan 人類史上最初の長距離通信システム、歴史に残る「伝書鳩の活躍」3例
https://forbesjapan.com/articles/detail/77184?read_more=1
(2024/05/13閲覧)




