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私の恋は終わらないんだからね!  作者: 石上 三歳
誰が為に金鳴らす〘闇堕定是〙アンチ・テーゼ

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29/29

お馬さんゴッコ

「かなちゃ〜ん」ボフッ!


「純玲!かなさんは赤ちゃん(みっくん)抱いてるんだからそんな事しちゃダメよ?」


純玲が勢い良くかなさんに抱きついたので叱ると


「お姉ちゃん()()...大ッキライ」


ドサッ...ガクッ...二人して(恵子も)その場で四つん這いになる。


((スッカリ忘れてた))


「純玲ちゃん?恵子ちゃん?何があったの?大丈夫?」


挿絵(By みてみん)


かなさんに心配されるもショックが大きく、しばらく四つん這いで固まった(お迎え待ちの園児たち)まま動けなかった(にお馬さん遊びされた)


気が付くと私の背にみっくんが、恵子の背に純玲が乗っており...


「ヒヒーン!」「アハハハッ!♪」


ノリノリで恵子がお馬さんごっこしてた。なら私も!と思ったら


「ありがとう沙織ちゃん♪でも三歳はまだ危なっかしいから...」


そう言って申し訳なさそうにしてきたが


「やらなくて正解よ。(メッチャ)痛いわ」


恵子が擦っている膝から血が出ていた。


「痛そう...」「大丈夫ですよ♪」「純玲が重かったの?」


かなさんに大丈夫と気丈に振る舞った恵子だったが、純玲に泣かれそうになりオロオロする。


「大丈夫!痛くないよ♪純玲ちゃんは重くないからね!」


そう言って抱っこして膝を見せずに高い高いしたりして、純玲のご機嫌取りをすると...


「アハハッ!」「そぅれ!グルグルー!」


笑った純玲を見て調子に乗った恵子。純玲の手を握り遠心力で、遊園地の座って回る乗り物のように振り回し空中に浮かせてから抱っこすると


「恐〜い!」純玲が涙目に...


「ご、ゴメンね」「恵子お姉ちゃんキライ」「ぐはぁ!」


またもや四つん這いになり「痛ぇ...」


それは膝なのか、心なのか...


「どうしてまた四つん這いに?」


ハンカチを濡らして持ってきてくれたかなさんに、

恵子は脂汗を流しながら立ち上がり


「な、なんでも無いです」


歯を食いしばりながら、泣くのを我慢していた。

読んで頂きありがとうございます(╹▽╹)

☆☆☆☆☆評価…可能であれば…

リアクション……お気軽にして頂だけたら幸いです♪

感想、レビュー…ハードル高いと思いますが頂だけたら嬉しいです(≧▽≦)b"

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