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51話 汗ばむ肌も魅力的②

「ヒヤッとするから気を付けてね~」


 一声かけてから、汗拭きシートを首筋にそっと当てる。

 ミミちゃんは驚きの声こそ上げなかったものの、体がぴくんっと震え、「んっ」と小さな吐息が漏れた。

 あまり時間をかけるのも悪いので、うなじや肩をササッと拭き、背中へと続ける。


「冷たくない?」


「大丈夫ですよ。ひんやりして気持ちいいです」


 それはよかったと安心し、あたしは鼻歌混じりに手を動かす。

 普通に歌うとジャイア●リサイタルと言われるけど、鼻歌なら人並みであると自負している。


「よしっ、背中終わり! はい、じゃあ次は腕上げてね」


「あの、やっぱり、腋は自分で拭きます……すごく蒸れてて、汗臭いと思――ユニコちゃんっ!?」


 あたしは問答無用でミミちゃんの腕を持ち上げ、しっとりと汗ばんだ腋を汗拭きシートで拭いていく。

 確かに蒸れているけど、臭いとは微塵も思わない。

 というか、むしろいい匂いだと感じるのは、それだけあたしがミミちゃんのことを好きという証なのだろうか。


「臭くないから平気だよ~」


「うぅ……後でユニコちゃんがどんなに恥ずかしがっても、隅々まで拭かせてもらいますからね。胸もお尻も、しっかり拭かせてもらいますよっ」


「ご褒美じゃん」


 率直な感想を言いつつ、腕や脇腹も拭き終え、少しばかり移動してミミちゃんの正面に回る。

 ミミちゃんの照れた表情に胸がキュンとなるのを感じ、圧倒的な存在感を誇る双峰に思わず息を呑む。

 むにゅんっ。

 おっぱいを拭こうとして軽く力を込めると、手がおっぱいに沈み込んだ。

 さらに押し込もうとすれば、一定のところまで進んだところで優しい弾力が手のひらを押し返す。

 どうにかコツを掴み、絶妙な力加減をキープして丁寧に汗拭きシートで肌を撫でる。

 リズミカルに手を動かしていると、ピンクの突起物に指が引っかかり、勢い余ってピンッと弾いてしまった。


「んぅっ」


「あっ、ごめん、痛かった?」


「だっ、大丈夫ですっ、気にしないでくださいっ」


 ミミちゃんは明らかに動揺した様子で、首をブンブンと横に振る。


「もしかして――」


「言わなくていいですっ。それ以上言ったら怒りますからね!」


「う、うん、分かった」


 有無を言わさぬ圧に負け、あたしは深くうなずいた。

 真実は闇の中……いや、まぁ、ミミちゃんの反応で一目瞭然なんだけど、それは考えないようにしよう。


***


 汗拭きシートを使ってはいけない場所を除いてミミちゃんの体を一通り拭き終え、達成感に満ちた溜息を吐く。

 四つん這いになってもらってお尻を拭いた時は興奮しすぎて一瞬我を忘れそうになったけど、どうにかこうにか耐えた。

 とはいえ、拭いてもらう側になるとエッチなことを考えすぎたせいか体が普段より敏感になり、意図せずそれ相応の反応を示してしまったんだけども。

 なにはともあれ、これでサッパリした状態で晩ごはんの支度を始められる。


「ふと思ったんだけど、さっきのことって配信で使えそうだよね~」


 冷蔵庫から食材を取り出しながら、背後のミミちゃんに話しかける。


「せっかくですから、明日の雑談コラボで話しますか?」


「うんっ。ミミちゃんにエッチな手つきで体を拭かれてイっちゃったことも話す!」


「それは絶対に話しちゃダメですっ」


 そして翌日の雑談コラボにて、本格的にアウトなことは隠しつつも、ミミちゃんのお尻に興奮したことはポロッと漏らしてしまうのだった。






 余談だけど、あの後お風呂でもたくさんイチャイチャした。

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