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156話 冗談かと思った驚愕の新設備④

 柔らかく滑らかな肌触りが心地いい、ほとんど紐に近いマイクロビキニ。

 いざ着てみると胸とお股の部分だけは最低限の布があり、大事なところはギリギリ隠すことができた。

 配信で『おっぱい』と連呼するあたしにも羞恥心は人並みにあるわけで、いざ着てみると露出度の高さに心が落ち着かない。


「わっ、シャテーニュ先輩かわいい!」


 左隣からパタンッと扉を閉める音が聞こえて、そちらを向くとスク水姿のシャテーニュ先輩が照れと困惑の入り混じったような表情を浮かべている。


「ほんとに? 変じゃない?」


「うんっ、写真集を出したら当日中に重版が確定するレベルだよ~!」


「ありがとー。そう言ってもらえると、少し気が楽になったかも」


 ホッと胸を撫で下ろしたシャテーニュ先輩は、なにかに気付いたようにあたしのお腹を注視した。

 言うか言わないか迷ったような一瞬の間を置いて、先輩は再び口を開く。


「ところでユニコちゃん、おへその下のそれって……」


「へ? あっ、キスマーク! そっか、あたしにも付いてたんだっ。えへへ、なんか人に指摘されるとちょっと恥ずかしいな~」


 言うまでもなく、ミミちゃんによって付けられたものだ。

 キスマークだと判明したことで、シャテーニュ先輩はすべてを察した様子で「よそのプールじゃなくてよかったね」と微笑む。


「そう言えば、ミミちゃんは着替え終わったのかな?」


 ふと気になって振り向くと、それに応じたようにミミちゃんが扉の陰から顔だけを恐る恐る出してきた。


「い、一応、その、着替えは、済んだんですけど……」


「もしかして、サイズが合わなかったとか?」


「あ、ある意味、そんな感じです」


 どういうことだろう。


「嫌じゃなかったら、見せてもらってもいい?」


「は、はい」


 上擦った声での返事と共に、ミミちゃんがその姿をさらけ出す。


「「っ!?」」


 あたしとシャテーニュ先輩のリアクションは、まったく同じものだった。

 大玉スイカに勝るとも劣らないサイズの爆乳は、紐という微力にもほどがある支えを受け、重力に逆らうかのように美しい形を保っている。

 ミミちゃんのおっぱいについて大きさや形の他にも語りたいところだけど、それは別の機会にしておくとして。


「た、確かに、ある意味サイズが合ってないねー」


 シャテーニュ先輩が、驚きを隠し切れない声でそう言った。

 あたしもまったくの同意見で、うんうんと首を縦に振る。

 遠回りせずにありのまま言ってしまうと……乳首は隠せていたけど、乳輪がはみ出ていた。

 裸よりもエッチだと思えるような格好では、ミミちゃんが安心して泳げない。


「ミミちゃん、あたしたちもスク水に着替えよっか」


「そうします」


 こうしてあたしとミミちゃんは、改めてスク水に着替えることとなった。

 あたしのスク水姿に対して『すごく似合う』とか、『子供に混ざってもバレない』とか、『相性よすぎる』などなど、そのような旨の感想がミミちゃんとシャテーニュ先輩から多数寄せられた。

 幼児体型だと言われている気がしないでもないけど、ここは素直に誉め言葉として受け取っておくことにしよう。

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