123話 配信には乗せられない準備中の会話
ミミちゃんとのオフコラボが始まるまで、一時間を切った。
すでに待機してくれているリスナーさんも多く、コメント欄も賑やかになっている。
「ミミちゃん、もしあたしと入れ替わったらどうする?」
配信を始める前にネットの接続やゲームの起動など諸々の確認をしつつ、隣にいるミミちゃんにありふれた質問をぶつけてみた。
「うーん……いろんな服を着て、いろんな表情やポーズで写真を撮りたいです。それと、わたしへの愛を囁いた特別ボイスの録音も欠かせません」
微笑ましい内容に、思わず笑顔がほころんでしまう。
「ふふっ、かわいい楽しみ方だね~」
「な、なんか子ども扱いされてる気がするんですけど……言い出しっぺのユニコちゃんも答えてくださいね」
「あたし? そうだな~、ミミちゃんが言ったようなことも一通りやるとして、さらに鏡の前でエッチなポージングをして楽しんだり、裸になって手が届く範囲全部撫で回してから、おっぱいを揉んだり持ち上げたり自分で吸ったり、髪型のアレンジを楽しんだり髪の匂いを嗅いだり、いつもあたしが○○してる○○〇をミミちゃんの手で○○したり○○〇を○○で○○〇な〇で○○○○、○○○○〇」
「す、ストップ! 待ってください! もういいですっ、分かりましたから!」
ミミちゃんが真っ赤な顔で制止してきたので、あたしは素直に従うことにした。
「ごめんごめん、ちょっと直接的な単語が多かったかな」
配信を開始していない上にマイクがオフなので声が乗ることはありえないものの、もし配信中にさっきの発言が流れたらBANは免れない。
「わたしたちって、普段からかなり過激なことをしてるんですね」
「そうだよ~。あっ、せっかくだから配信のネタにしちゃう? もしも入れ替わったら、って話」
「うっかり年齢制限がかかりそうなこと言っちゃいませんか?」
「大丈夫っ、守るべき最低限のラインはわきまえてるもん!」
不安そうなミミちゃんに、あたしは自信満々に答えた。
たまにアーカイブが非公開になったりもするけど、細かいことは気にしない。




