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111話 気持ちいいこと①

 今日は早朝から、ミミちゃんと一緒に気持ちいいことをする。

 と言っても、断じてエッチなことではない。

 自宅からギリギリ徒歩圏内と言えるところにスーパー銭湯があるので、そこへ行って朝風呂を楽しむという計画だ。

 スマホと財布、タオルとバスタオル、そして着替えをバッグに詰め込み、家を出発する。


「真夏と言ってもこの時間は涼しいね~」


 マンションを出て敷地から離れ、道路沿いの広々とした歩道を進む。

 昨日見た先輩たちのコラボ配信についての話で盛り上がったりしながら歩いていると、ちょうど開店時間に目的地へ到着した。


「こんなにピッタリ着くことってあるんですね」


「これはお風呂の神様が後押ししてくれたに違いないっ」


 自動ドアをくぐり、靴を脱いで館内へ。

 それなりの距離を歩いたことにより、疲れはもちろん、汗で服が肌に張り付く不快感も弱くはない。

 この状態で収録や打ち合わせをするとなればテンションの急降下は免れないけど、いまからお風呂に入れると思えばむしろ元気が湧いてくる。

 受付を済ませて脱衣所に赴き、おもむろにシャツを脱ぐ。

 勢いに任せて残りの衣類もササッと脱ぎ捨て、ミミちゃんの脱衣を鑑賞させてもらう。


「……ごくり」


 あまりの美しさに見惚れ、気付かぬうちに漏れかけていた唾液を急いで飲み込む。


「お待たせしました。さぁ、行きましょうっ」


 お風呂を心待ちにするミミちゃんの双眸はキラキラと輝き、その純真なオーラはあたしの沸騰寸前だった劣情を優しく抑えてくれた。

 持参したタオルと、後で髪をまとめるためのヘアゴムを持ち、いよいよ浴室へ。


「お湯かけてあげる~」


「ありがとうございます。それじゃあ、わたしも――」


 貸し切り状態であることを利用して、かけ湯すらもイチャイチャ感満載で楽しむ。

 三回ほどお湯を浴びた後は、たくさんの湯船を横目に洗い場へ足を運ぶ。

 まずはどのお風呂から入ろうか、なんてことを話しながら、頭から爪先まで全身をしっかりと洗う。

 身長や胸の差という要因から先に洗い終わったあたしは、ちょうどいまから泡を流すところだったミミちゃんの背後に立ち、後方彼女面でじっくり眺めさせてもらう。

 上手く言葉にできないのがもどかしいけど、とりあえず正気を失いかねないほど魅力的であることは断言できる。

 さて、体の隅々まできれいにしたところで、いよいよここからが本番だ。

 思う存分、朝一番のお風呂を満喫させてもらうとしよう。

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