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ドライブ・ナイツ  作者: 蜜柑
「試作機」
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ノアの箱舟

ずっと前に書いていたロボットバトルものをもう一度設定等修正して書かせていただきました。

幼稚な作品ですが読んでいただけたらと思います。

消える瞬間は突然だった。

気づいた時には、太陽は私たちの知る太陽ではなくなっていた。

第二宇宙と名付けられたこの世界は火星とその周囲の星を飲み込み自身の一部とした。

火星圏の全ての人々を連れたまま・・・


なにもかもがわからない。

私たちの住んでいた銀河に戻る方法も。

ここがどこかさえも。


だから人々は開発した。

宇宙開拓用の人型ロボットを。

母なる銀河に帰るために。

それが、DNドライブ・ナイツの始まりだった。

初の一人乗りDNホープは宇宙を飛び続けた。


しかし、我々が第二宇宙に飲み込まれて200年がたとうとする今でさえ

我々は帰れずにいる。


ここは第二宇宙。

人は世代を重ね。

ここで生まれた人々ばかりになったこの世界は、帰ることを諦めていた。

この世界で生きると決めた。

しかし、人々は人種の壁も隣人との壁さえもをこえられなかった。

この世界でも、人は戦うことを忘れず、奪いあって生きていた。

第二宇宙における世界大戦。

宇宙において圧倒的性能を持つドライブナイツを用いて・・・


「始めようか!選定を!」

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