表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ちびっ子ボディのチート令嬢は辺境で幸せを掴む  作者: 紫楼
一章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

30/42

29話 キックボードで暴走しちゃった☆

 今日はやっと?早いほうなのかも。

 教師の方が到着されるそうで。夕方にはお会いできるそう。

 お義父さまが「良かったのぅ」ってニコニコとしている。。セリウスさまは「勉強か~」って嫌そう。自分がする訳じゃないのに~。


 ジュリアスさまが今日も私に餌付けのように私にちょっとずつパンを口元に。

 日常の事になっちゃってみんな生温か~く見てくれて。恥ずかしい気持ちもどこかに飛んでったよ。慣れって怖い。


 食後のお茶のあとに離れに向かう。 

 ホイッパーとジューサーとコンロを作りたい!

って言っても、私ってば結局楽ちんグッズ作ってまで料理する必要がないかも。マッチョなコックさんたちが力技でなんでもやってしまうんだもの。

 そして、アランに持ち運ばれて離れに到着~。

 今日は食べ物じゃないのでアランとジェイクは待機してて~っと伝えて、作業部屋で錬金術の道具を並べる。

 そういえば隠し部屋を作っていない。たくさんの部屋を自由に使い放題だしね。


 まずはミンサー作った時と同じく刃とか軸部分。金属と・・・イメージをしっかりさせて術式を展開して。

 

 同じような仕組みでジューサー、ホイッパーの大型なものとコンパクトなものを制作する。

 風の魔法陣を彫った魔石をセットした。

 スイッチを押したらすぐさまギュイーン!と動いた!!

 音に驚いてアランとジェイクが飛んできちゃった。ごめん。


 コンロは携帯用サイズで嵩張らないのがいいのでホットプレートみたいな感じがいいな。ってホットプレートも欲しいぞ。

 コンロはIHみたいな感じにしようっと。

 コイルと磁力・・・天板用の、素材をっと。天板の裏に熱伝導を調整できる魔法陣を彫り込んで。 

 これの動力はは普通の魔石を使い捨てで消費。

 コンロは絶対必要になるから6台作った。

 途中で簡単なサンドイッチをみんなで食べて休憩。

 ホットプレートは、出来立てパンケーキを食べたいなって思い立って、さっき作ったばかりのコンロの上に底の浅いフライパンっぽいのを載せて上のフライパンは取り外し式にした。

 食いしん坊が多すぎなのでとりあえず5台作った。

 

 コンロとホットプレートは魔法陣を彫ったり描いたり出来る人なら簡単なはず。鍛治師さんや魔法具屋さんに丸投げできそう。


 んー、あとは何かなー。

 そうだ。キックボード。

 風の魔法陣を彫った魔石を使って。

 ボード部分、持ち手、車輪・・・錬成。

 車輪は安定をとって3個。ボードも幅広め。裏返して浮力と促進の魔法陣を彫って。

 底板に風の魔法陣を彫った魔石をセット。魔石がなくてもでもイケるけど、スピード感が少し変わる。

 ついでにスケボーも。車輪は二つ。ふんふーん♬

 魔法陣が付いてるから少年探偵も追いつけないスピードを出せそうよ。運動神経的に無理だけど~。


 ニーナに言ってから、庭に出てキックボードに乗ってみる。

 アランたちがハラハラしてるけど。三輪なので転けたりはしなーい!

 ビューン!


 ・・・早。こっわ!!

 スピードの調整をミスった。スポーツカーでアクセル踏んで急発進みたいになった!

 ニーナたちのお顔が般若です!


 そっと降りてニーナたちに愛想笑いを向けて、キックボードをアイテムボックスにぽーい。証拠隠滅だ。


「・・・それはジュリアスさまに提出してください」

 ってアランが低い声で言った。聞いたことない低さ!

 隠滅は許されなかった。


 ・・・えっと。んんと。

 離れの中に戻ってぇ・・・ジューサーを出してぇ。一応浄化してぇ。

 簡単に剥ける果物とちょっとお砂糖入れてぇ・・・牛乳入れてぇ!

「ミックスジューースゥウ!」


 ててーん!


 呆れた顔をしているニーナたちに差し出・・・ん?

 ルルゥがいる!ジュースまで鼻が効くの⁉

 みんなで美味しく飲んで。


 本邸に戻って、しこたま怒られた。

 賄賂は効かず。

 ジュリアスさまとお義父さまから、キックボードのことでめっちゃ怒られていたら、教師さんが到着した。


「お久しぶりですじゃ。お元気そうじゃの」

「案外お転婆なのですねぇ」


 ほっほと笑いながら現れたお二人の姿に私はびっくりした。


 




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ