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第108話


 レインさんの受付に自分より前に並んでいた冒険者の人達が終わり、俺達の順番になった。


「レインさん。おはようございます」


「おはようございます。クリフ様、お久しぶりです」


「そうですね。結構、来てなかった気がします。さっき冒険者の人に聞いたんですけど、王都の冒険者増えたんですか?」


 そう聞くとレインさんは「そうですね。他の国から王都へ冒険者の方々が流れて来てるようですね」と返された。レインさんにここ最近の王都でのニュースを聞くと、新しく来た冒険者が問題を起こしてるらしい。宿屋や店先での他の冒険者同士の喧嘩、ダンジョン内でのパーティー内でのいざこざ現在王都市民からも「最近の冒険者は……」と苦情が来ているみたいだ。


「大変な事になってるみたいですね」


「はい、現在王都の残っている高ランクの方が少なく他の所から来た高ランクの方がいい様に陰で冒険者話こき使っている様なんです」


「成程……一応、俺達も気を付けて起きます。まあ、まだアリス達が帰って来て無いので余り遠くへの依頼とかはしませんので何か困った時があれば言ってください」


「ありがとうございます」


 レインさんとの会話が終わり後ろで待って居たドラグノフとアーリンに「何か依頼でも受けて行くか?」と聞き、暇だし行くかとドラグノフが言ったので依頼が張っているボードに移動し、依頼を探し始めた。


「あの……すみません」


「はい、なんですか?」


 ドラグノフ達と依頼ボードで依頼を探していると後ろから声を掛けられたので振り向くと、そこには数日前【竜の里】を目指している途中で助けた女の子だけのパーティーのルーネ達が居た。


「ルーネさん達どうして王都に居るんですか?」


「えっと……ほら、王都にはダンジョンがあるから私達3人共孤児で一緒に冒険者してるんだけど稼ぎを良くしたいなって思ってこっちに流れて来たの」


「成程、そうなんですか」


 ルーネ達、孤児だと自分達で言っていたが外見は街に居る女の子より可愛く服も冒険者用の戦闘服なのだろうが着こなしも良くしていたので信じられなかった。その後、久しぶりの再会なのでギルドの休憩スペースにある椅子にルーネ達と向かい合う様に座った。


「クリフ君は、誰かとパーティーとか組んでないの?」


「組んでは居たんですが、その子達が今里帰りしているのでその間ソロでの活動をしてるんです」


「そうなんだ。って事は、この間あそこで会ったのも何処かに依頼を受けに行ってたの?」


「いえ、あの時はここにいる俺の従魔の里に用事があって向かってたんです」


 ルーネ、ルーシェ、アンネは俺に色々と質問してきたので俺はその全てに答えた。そして、ルーネから「もしよかったら、一緒にパーティー組まない?」と聞かれた。俺は良いと思っているがドラグノフ達がどう思ってるか気になったので聞くと「別にいいわ」「我も他の人間と喋るのは起用身があるから良いぞ」と返って来たのでパーティーを組む事を了承した。

 レインさんの受付でパーティー登録した俺達は、その後依頼を受けるかどうか考えた時にルーネから「クリフ君は、ダンジョンに行った事あるの?」と聞かれ「初心者用のダンジョンならパーティーとクリアしたよ」と返した。


「それなら、ダンジョンに行って見たいな、クリアした事あるクリフ君いれば私達だけで行くより断然良いし」


「俺は、良いけどルーシェとアンネはそれでいいのか?」


「うん、良いよ」


「私も行って見たかったから、ダンジョンで良いよ」


 と2人もダンジョンに行くのは乗り気だったので一応、レインさんに「ダンジョンに行ってきます」と伝えてダンジョン【ローアン】へ向かった。

 ダンジョン入口に着いた俺達はダンジョンへ行く扉の前で喧嘩をしてる冒険者の人を遠目に見て「どうする?」となったが他の冒険者とのいざこざは俺も嫌なのでなるべく見られない様に素通りし門番の人に中に入れて貰った。


「ここがダンジョンの中か~、始めて来た」


「私も、思ってたより空気もそんなに外と変わらないし明かりも暗くないんだね」


「俺も最初そう思ってたけど、地下まで変わりなく明かりも暗く無かったから松明や照らす系の魔法が無くても進むことは出来るよ」


 そうアドバイスしながら進んで行き、奥から一匹の魔物の反応があった。それには俺、ドラグノフ、アーリン。そしてアンネが気が付き、気が付いていないルーシェとルーネに「魔物が近くに居るみたいだから気を引き詰めて」と言ってルーネ達の初めてのダンジョンでの魔物との戦闘が行われた。

 結果として、圧勝だった。Cランクの女の子3人とダンジョンの下級魔物であるゴブリンが相手だったらそりゃ一瞬で終わる。一応、倒した魔物の死骸はアイテムボックスが使える俺が回収し、その後もダンジョンの探索を続けた。

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