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妖怪 ※※※※※※※と都市伝説対策課 4
























































「ナウボウアラタンナウ・タラヤヤ・ノウマクシセンダ・マカバサラクロダヤ・トロトロ・チヒッタチヒッタ・マンダマンダ・カナカナ・アミリテイ・ウン・ハッタ・ソワカ」


Namo ratna trayāya namaścanda mahāvajrakrodhāya oṃ hulu hulu tiṣṭha tiṣṭha bandha bandha hana hana amṛte hūṃ phaṭ svāhā




























 真言が辺り周辺に響く。













































「ナウボウアラタンナウ・タラヤヤ・ノウマクシセンダ・マカバサラクロダヤ・トロトロ・チヒッタチヒッタ・マンダマンダ・カナカナ・アミリテイ・ウン・ハッタ・ソワカ」


Namo ratna trayāya namaścanda mahāvajrakrodhāya oṃ hulu hulu tiṣṭha tiṣṭha bandha bandha hana hana amṛte hūṃ phaṭ svāhā























「なあガシャドクロ」










































「ナウボウアラタンナウ・タラヤヤ・ノウマクシセンダ・マカバサラクロダヤ・トロトロ・チヒッタチヒッタ・マンダマンダ・カナカナ・アミリテイ・ウン・ハッタ・ソワカ」


Namo ratna trayāya namaścanda mahāvajrakrodhāya oṃ hulu hulu tiṣṭha tiṣṭha bandha bandha hana hana amṛte hūṃ phaṭ svāhā

























 ガチガチ。

 ガチガチ。


 ガシャドクロと呼ばれた妖怪は大きな手を振り上げる。



 ガチガチ。

 ガチガチ。





「悪いが封印させてもらう」




 ドンッ!



「ナウボウアラタンナウ・タラヤヤ・ノウマクシセンダ・マカバサラクロダヤ・トロトロ・チヒッタチヒッタ・マンダマンダ・カナカナ・アミリテイ・ウン・ハッタ・ソワカ」


Namo ratna trayāya namaścanda mahāvajrakrodhāya oṃ hulu hulu tiṣṭha tiṣṭha bandha bandha hana hana amṛte hūṃ phaṭ svāhā





 ガシャドクロは聞こえてきた声に反応し、即その居るであろう地面に大きな手を叩きつけた。




「この『拝み屋浅井』がねっ!」



 ガシャドクロの即応とは、違う場所からモウモウと立ち上る土埃。

 そしてそこには三人の男女が現れた。

 恐ろしく顔の整った男女と。 

 それを従える一人の少女。

 男は二十代後半で、伊達男としかいいようのない色気を纏っている。

 人目を引く、しゃれたスーツを自然に着こなしているダンデイ。

 どこか芯の有る、侠気 (きょうき) を感じさせる男。

 もう一人の女性は妖艶そのものとしか言いようがない美貌。

 妖しいほどに美しいを体現する、二十代前半の女性だ。

 立っているだけで男女関係なく惑わせる、妖しい色気が際だっている。



「都市伝説対策課だ。ガシャドクロ、無駄な足掻きは止めなさい」

「そうだぜ~~」

「おい天狐」

「あんだよ化け猫」

「間違うなっ!」

「へいへい」

「きいいいいいいっ!」





 口さえ開かなければだが。









「ナウボウアラタンナウ・タラヤヤ・ノウマクシセンダ・マカバサラクロダヤ・トロトロ・チヒッタチヒッタ・マンダマンダ・カナカナ・アミリテイ・ウン・ハッタ・ソワカ」


Namo ratna trayāya namaścanda mahāvajrakrodhāya oṃ hulu hulu tiṣṭha tiṣṭha bandha bandha hana hana amṛte hūṃ phaṭ svāhā





 その二人を従えてる少女は、胸の大きさ以外は平凡そのもの。

 近郊の西多無羅中学校のセーラー服を、はち切れんばかりにに胸が圧迫している。

 それ以外はどこにでも居るような文化系女子の見本のような容貌だが、右手で複数の紙の短冊を持て遊んでいるのは不自然。

 それを助長するかのように、左手には独鈷杵と呼ばれる代物も握りしめられている。

 短冊をよく見れば複雑な図形で描かれた絵。もしくは達筆な文字で書かれている。


 呪符だと一目で分かる。


 その一枚を女学生は独鈷杵で貫く。



「ナウボウアラタンナウ・タラヤヤ・ノウマクシセンダ・マカバサラクロダヤ・トロトロ・チヒッタチヒッタ・マンダマンダ・カナカナ・アミリテイ・ウン・ハッタ・ソワカ」


Namo ratna trayāya namaścanda mahāvajrakrodhāya oṃ hulu hulu tiṣṭha tiṣṭha bandha bandha hana hana amṛte hūṃ phaṭ svāhā



「契約に基づきその義務を果たせ」




 キンッ。





 何かの音がした。

 金属の砕けるような音が。 


 明らかに何かが変化した。

 空気が変わる。


「人払いの結界を張りました」

「早いな~~御嬢」

「天狐っ!」


 ぴゅうと口笛を吹く伊達男を嗜める美女。


「コイツの封印をしていた祠を誰かが壊したんだろうね~~」

「そんなのこの業界なら誰でも分かるわ!」

「ヘイヘイ」






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