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都市伝説<※※※※>8

 





 自宅に帰ったのそれから三時間後だ。

 五右衛門風呂なのでそれぐらい掛かりました。

 思ったより時間がかかりました。

 風呂の準備。

 次回はもう少し早く終わる工夫をしよう。



 パソコンに電源を入れる。

 そのままウェブページを閲覧。


「新しいアウトドアの商品は~~」

「寝るわ」

「もうかい」

「いいじゃん」

「良いけどさ」


 各ページを興味の赴くまま次々に表示して閲覧ブラウジングしていく。



「目ぼしいのは無いわな……昨日今日じゃ当然か」


 最後にまた電子掲示板を覗く。

 

 

 

 「伝説の「※※事件スレ」について語ろう」




「もう一度見るか」





 


42:名前:嘘つき狼



 そういえばあの人どうしたの?


43:名前:働きアリ


誰?


あんたの友人かい?


まさか恋人ではないよね。


44:名前:働きアリ


>28:名前:栗




鮫島町で起きた通勤途中の社員を白昼堂々ナイフで滅多刺しされたやつやね。





45:名前:台形

アレなWW



何か幽霊が徘徊してると漏らしてたWWW





46:名前:ししゃも

マジW



俺近くに住んでるから見に行ってくるW


47:名前:海苔巻き



土産話ヨロW


48:名前:嘘つき狼

ヨロW


49:名前:海苔巻き


頑張れW


50:名前:ししゃも

近くに着いたでW






















 うん?



 ……気のせいかな?

 


 気のせいだよな?



















 掲示板の続き。

 続き。



 

51:名前:嘘つき狼

お~~W


52:名前:台形


お~~W


53:名前:働きアリ


暇人W


54:名前:ししゃも


暇人ですW



ニートだしW


55:名前:嘘つき狼


働けやW


56:名前:嘘つき狼


働けW


57:名前:海苔巻き


食費ぐらい払えW


58:名前:フラスコ


バイトしろよなW


59:名前:嘘つき狼


暇人を皆応援してるよWWW


おいおいW


60:名前:ししゃも


ココが問題の道路だねW



何か幽霊が出るというWWW





















































 あれ?



 いや……。



 良いか。






















 掲示板。


 掲示板と。



 何か集中出来ないな~~。









61:名前:嘘つき狼


様子はどう?


62:名前:ししゃも


別に……。

あれ?


















 うん?

 



 何か集中出来ないな。


 少し気分転換するか。


 









 五分後。



 

 



 白い煙が空に上る。



 

 ユラユラと。



 ユラユラと。





 


 家の外で煙草に火を付け吹かす俺。


 

 星空を見ながらの煙草は良いな。



「あ~~美味い」



 数分もしたら完全に一本吸い終わりました。

 もう良いかな。



「続き続き……と」


 煙草の火を消し家の中に入る。

 掲示板のあのスレッドの続きを見るためだ。


 


「掲示板……と」

 










64:名前:コオロギ

どうした?


65:名前:ししゃも


何か妙なのが……。


66:名前:働きアリ


ネタW


67:名前:コオロギ

よくやるW


68:名前:ししゃも

いや……。


違うんだ。



何か変なのが……。


69:名前:働きアリ

はいはい。


70:名前:コオロギ

ワロスワロスW





「本当に見に行ったのかよ」





71:名前:アウトドア


本当に見に行ったのかよ。







「うん?」



 メールが来てる。

 誰からだ?


 あ~~。

 金曜日クラブのメンバーから。




 金曜日クラブ。


 ネット上で知り合ったメンバーで構成されたクラブだ。

 肉が大好きなメンバーで定期的にバーベキューをしてる仲間です。

 メール内容は……。


『今度のバーベキューは何時する予定?』


 う~~ん。


 肉が余ってるからな~~。

 二人で消費するのはキツイな~~。

 こちらから提案してみるか。


『肉が余ってるので俺のところでするか?』


 メール送信。







 暫くしして。


 返事のメールが13件。

 全員来るみたいだ。




 明日。


 酒と飲み物にツマミを持参で。

 

 うん。 








 三時間後。



 うん?


 更にメールが来た。

 誰だろう?











「は?」



 その内容に俺は眉を潜める。

 何でだ。








如月キサラギが惨殺死体で発見されたと警察から職質がきた』


 その内容に眉を潜める。

 メールの相手は鱶鰭(フカヒレ)

 再度確かめたから間違いない。














『……っ……』












 

 無論唯のハンドルネームだ。

 如月も同じだ。

 全員が金曜クラブのメンバーだ。



 問題は如月キサラギだ。

 こいつ確か【ししゃも】だよな。

 掲示板に書いてたヤツだ。


 前にハンドルネームを聞いていたし。







 そいつが死んだ?




 三時間前だぞ。



 スレッドの記入時間から、そこまでは確実に生きていたのはわかる……。









 それに警察が動くのが早すぎる。



 しかも関係者に行き着く早さが異常だ。




 どう考えてもおかしいだろう。





 誰かが警察にたれこんだ?



 誰が?










 分からん。

 

 


『どうして警察からこんなに早く職務質問をかけられたんだ?』

『職質では最後に会ったのが自分だった可能性が高いそうだ』

『他に何か言われたか?』

『いや……何か後からでも気が付いた事があったら連絡してくれと』

『ふうん? じゃあ俺らの事は?』

『関係ないから聞かれんだろう』

『まあね』

『北狐にもこの事は教えておいてくれ』


 北狐。

 北川のハンドルネームだ。

 また金曜クラブでの呼び名にもなってる。

 万が一の事を考え偽名で呼び合ってるからだ。

 まあ~~警察を警戒してるのには理由がある。

 金曜クラブで食べてる食材が原因だ。

 警察に知られると色々アレだからな。

 罰金とかで済めば良いんだけどねぇ……。



『まあ~~現行犯で無ければ、証拠がない以上は簡単には捕まらんだろう』

『疑わしきは罰せずという事か?』

『忘れたのか? 流石に現行犯逮捕は無理だが、それ以外なら圧力をかけることは出来る』

『職権特権乱用かよ』

『その特権にお世話になったヤツが何を言う』

『お前もな』

『持つべきものは権力を持った仲間だな』

『うむ』

 

 パソコンをシャットアウトして寝る事にした。









 


 

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