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だんじょん・テラフォーミング  作者: zaq2
STAGE:1
10/59

魔物配置は大事

誤字修正と、追記や削除あります。

 ダンジョンウルフという尊い犠牲のもと、生命体という区分の魔物は生きのこることはできない様である。



 モント、理解した。



 となれば、生命体でない魔物ならばオッケー、ということに他ならないだろうか?


 いやね、ほら、自分とディアーナってさ、魔力主体ともいえる種族ということだし、生命体という区分でわけるならば、どちらかというと、精神体?という区分になるわけで・・・実際どうなのかはこの際深くは考えないでおこう。



 と、いうことで、チュートリアル#2-3【魔物を配置しよう】という魔物は、魔力体を選択しようではあーりませんか。



 さっそく魔物リストチェキナゥ



****

 ・・・・・・

 ・・・


 ゴーレムとかあるでしょ?ほら、無機生物系でよく登場するから使ったらいいと思うよね?

 でも、お高いんでしょ?



 ハイ、お高かったです。



 一体あたり最安値でも1000Pって、なにさへきさえんさん。


 生命体の方が安いってどんだけ命軽い世界なんですか、ダンジョンとか異世界では定番中の定番ともいえるゴブリンさんとか10Pからあるっていうのにおっかしいよネ。


 自動人形(オートマタ)とかなんて、ゴーレムさんの倍以上してますよ?

 ダンジョンでのお約束魔物の生命体シリーズにとっては、厳しい世の中なんすかね・・・



 さて困った。

 極力ポイントは使いたくない。

 なにせ、千里の道は一歩からともいうし、ポイントを極力少なくしておきたいというのはある。

 なぜかって?そりゃきたるべきモフり世界のためにとかそんなことはない。決して。


 いや、本当にちゃんと考えてますよ?


 どうせ人なんて来るわけない立地であるから、よくある異世界モノの想定するダンジョンの様に冒険者の類を撃退したりとか何とかなんて、まったくあてに全くできない。


 なら、与えられたカードで勝負するしかないじゃないですか!(どこかからの引用)



 っと、話を戻して…ゴーレムとか自動人形(オートマタ)とかの原理っていえば、ほらあれでしょ。

 無機物に魔力的な"なんとかかんとか、うんたらかんたら"っていう感じのが添付されて、何かしらの「存在」になれればということでいいんだろうとは思うが・・・



 うーん、うーん、と何か方法がないかと、仮検証用をも見てみたら、面白い項目を発見した。


【自魔力添付】3P~



 説明文にも軽くあるが、道具に自魔力を添付できるってある。

 あれだ、魔力剣とかああいう魔道具?を作るときに使う奴だろうとおもったが、それはそれで付加魔法という物がある。

 しかし、何故に仮検証用に存在するのか……



 もしやと思えばトライするのみ。と善は急げと外へ踊りだす。

「(マイスター!どこへ!!)」



 後方から、ディアーナがいそいでついてきたが、そこはスルーして外に落ちてる石っころをひっつかみ、コアのある部屋へともどってくる。


 そうしてコアの前の床にその石っころを置いてから操作を開始する。


 ここは、月の世界、魔力は膨大にありあまってる大地・・・のはず。

 ならば・・・お前は「置石月1号君」だ!



 そうして、端末とダンジョンコアを操作して、【自魔力添付】(3P)を、先ほど拾ってきた石っころに添付すると・・・コトコトと音もなく小さく振動した。



チュートリアル#2-3【魔物を配置しよう】をクリアしました。


ポイント1000ゲット!やったぜ!置石月1号君!!さすがだぜ!!


「(さすがです!マイスター!そんな方法思いつきもしませんでした!!)」




 ディアーナサン、その純粋(ピュア)な視線はイタイ、イタイです、ヤメテクダサイ・・・



〇いつもの後付け…でもなく、実は作ってあった(ネタ)設定

・自魔力添付(未実装)

仕様に関する説明:(記載もれ)

依頼主の思惑  :[自]分の[魔力]をいろんな物に[添付]して強化・改造。

プログラマの認識:[自]我を[魔力]で[添付]。

説明文の内容  :道具に自魔力を添付する。

顧客が本当に必要だったもの:付加魔法(別で実装済み)


すり合せって大事。



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