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第095話 「幻獣王の皆さん」

どうも~月影ミケ乱デス!


すこし遅れました(><)

色々と忙しかったからだけどね・・・(ーー;)


では、つづきをどうぞ~

食事を終えてから、大会議室へと移動した。

そこには5人の男性がいた。30代のナイスミドルな人から仙人みたいな老人まで。

俺が入ると一斉に立ち上がり、俺の方へと挨拶をしてくる。


「主よ、良くお戻りになられた。我らこの日を長く待ち望んでおった事か・・・」


「お久しぶりです。幻獣王の皆さん」


「おう!主殿が戻ったと知った時は皆がどれだけ喜んだか・・・」


仙人みたいな老人こそ、「神竜グランガイア」の人化した姿だ。

通称グランさん、言葉は硬いがたまにおちゃめなおじいさんになる。

このホームの幻獣達をまとめ役を務めている。最初の竜と言われる程の実力や統制力の持ち主だ。

セキナの祖父に当たる人で、セキナをからかっては怒られている。


もう一人のナイスミドルな金髪の男が、「金獅子レオ」の人化した姿だ。

脳筋といえるほどの実力派、しっかりと鍛えられた筋肉は鋼より強く誰もが畏怖を感じるほどだ。

意外にも子煩悩な所があって、キンリを溺愛しすぎて暴走することも。

「ホーム」では、戦闘班のまとめ役をしてくれている。

皆からはレオさんと呼ばれ、部下や他の幻獣から慕われている。


「親方様が戻られて、このフェンリルはうれしく思います」


「主様、成人したのなら一杯付き合わぬか?」


「待たれよ。ゴローはすぐに酒に誘う」


「酒を知ることは人生の1/3の楽しいことを覚えることだ。おぬしだって主様と一緒に飲みたいくせに」


「それはそうだが。今、話すことではない」


銀色の髪に、着物袴の格好をしているのが幻獣王の一人「白銀狼フェンリル」。

戦闘班前線組を組織した一人、幻獣王だが戦闘ではレオさんの下につく事が多い。

性格は真面目だが、戦闘では慎重で大胆な行動を起こす。

娘に弱いためか、フィンの天然に振り回される事もある。


フェンリルをからかっている茶髪で女物の羽織を着ている着物姿の男が、「幻影狸・狸多五郎丸」と呼ばれる幻獣王だ。

戦闘班後衛組の大将を勤めるが、仕事は真面目でも私生活はだらけた酒飲みおっさんにしかならない。

ラクラの真面目な性格は、この五郎丸さんが原因といえる。

酒と女にだらしないから、いつもラクラから怒られているが気にもしないでいる。


この二人は酒飲み仲間だが、意見の違いでいつも喧嘩するがすぐに仲直りしている。

二人とも娘に弱いところが似ているので、その件で酒を飲む事が多い。

戦闘では前衛後衛と分担している。以外にも息がぴったりで俺が手を出さなくても敵を殲滅する。


「二人とも、喧嘩は後にしないか。主様、お久しぶりです」


「タマモさんもお久しぶりです。今回は男で?」


「最近の奴らは女だと侮るやつが多くての、威厳のある男の格好がいいんだよ」


茶色かかった金髪で、すらりと細い体に中性的なきれいな顔をしているこの人が「九尾狐タマモ」と呼ばれた幻獣王だ。

実際は女の人なのだが、今は男に見えるような格好している。

救護班の隊長さんでもあり、戦闘力も高いが基本は治癒や薬草を使ったヒーラーだからだ。

女性だった頃は、ほかの部隊のやつらがわざと怪我をして治療をしてもらおうとしていた。

そんな不埒な奴らは、焼かれるか吹っ飛ばされることが多い。

自分の子供はいないが、他の子供を育てたり教育する先生みたいな仕事もしている。


「それで主よ、久しぶりにホームに来たのは用事があるのだろう?」


「そうだね。このホームにも神殿があっただろう?」


「あります。主が東の神の一人を連れてきたのもありますが」


「山神の一人で、花香山之神はなかやまのかみですね」


「この世界の神々からの依頼で、神殿巡りをしないといけないからな」


「なら、その足が必要だと?」


「ああっ、下手をすると国外の神殿まで行くことになるからな」


「では、潜行艦あたりですか?」


「うん、「雲烏くもからす」を使うつもり」


「それは・・・重戦闘潜行艦「雲烏」をですか?」


「速度、攻撃力、防御力、隠密性、飛行速度のすべてをハイスペックにしたやつだな」


「たしか、前に出したのは上級魔族との戦いですか?」


重戦闘潜行艦「雲烏」は性能ゆえに、戦闘ではあまり出されていなかった。

SSO時代でもPVPでの撃覇数は、過去最高ランクだった。

能力等はまたの機会に、今回必要なのは飛行速度と隠密性だからだ。


「ですが、あれは使うのにも許可がいるのでは?」


「そのために、花香山之神に会うんだよ」




つづく

SSO劇場「ルンと白竜物語」

ル「まさか、こんなに書類がたまっていたのにはびっくりです」

白「ミャ~」

ル「大丈夫よ。取り込めば問題ないもの」

(ルンが書類に手を触れると、そこにあった書類の山が一瞬にして消えた)

白「ニャ!?」

ル「びっくりしないの。書類分割、必要書類の許可判子をオートで」

白「ミャ~ミャ~」

ル「ちょっと待ってね~。不可書類はひとまとめで各部署に転送」

白「・・・ミャ~?」

ル「許可書類は次の部署へと転送っと。おまたせ~白ちゃん」

白「ミャ~~ン」

ル「はいはい、寂しかったのね~よしよし」

白「ミャ~ミャ~」

ル「ええ、終わったわ。この後、マッフルさんの所でオヤツをもらいましょ」

白「ミャ~~~~ン」

(二人でマッフルさんの特製ケーキを食べさせてもらって、すごく幸せな時間を過ごした。チャンチャン)


では、次回もシーユーネクストイヤー!!!

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