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第048話 「第二ラウンドだ!!」

どうもミケ乱です


最近の質問に法がどうのとか厳しいのではって言う人いますけど・・・

はっきりいって異世界です!現代の法律や主義なんて意味は有り得ないところがあります。

SSOというゲームがベースになったとしても、この世界は異世界です。

現代ではない世界では現代の常識は少数派の狂人となりうる事です。

それに現代でも国が違うだけで日本人の常識は意味が無いって事になります。


・・・っと言うわけで視点の違いがあるのは海外ならではです。


ではつづきをどうぞ~


PS:色々といってすみません

「黒鉄」でほくほくしながら地下五階まで下りた、この階は複雑じゃない外円周をぐるりっと回ってから入るからだ。

ただ距離があるから面倒なだけだ、簡単に言えば東京○ームの周りを二周する程の距離だからだ。

その上魔物を狩っていたら凄い時間が掛かる、下手すると一日使うかもしれないからだ。

だから風属性の「ウインドガード」と「ウインドブースト」を合わせた、この二つで襲ってくる奴らを吹き飛ばしながら走るという常識破りな事をした。

ちなみに俺に追いついてる「ブラックビートル」はいない、「ブラックビートル」は早いけどさらに上をいく俺に付いてこれない。

さらに魔法強化されたスピードの差はバイクとジェット飛行機、最後の扉までくるのに数分と掛からなかった。


「ここにあるんですね?」


「ま~あるというっか生きてるって言うか・・・」


「それってどう言う事ですか?」


「入ればわかるさ」


重い扉を押し開くとそこは広い部屋だった、野球場くらい広い部屋でなにやら動いているのが見える。

「ライト」を投げ入れるとそこには十数匹の「ゴールドビートル」が徘徊していた、ブラックビートルより二周り大きい。

大きさから言って2メートル前後ほどあり、別名「黄金のゴリゴ」と書籍には書かれてるくらいだ。

SSOの「ゴールドビートル」だと1メートルが普通だった、だがこいつも倍の大きさをしている。

しかも数が異常に多すぎる、ボスは普通雑魚数匹と一緒に出てくるのが普通だからだ。


「あの~マスター、あれってボスですよね?」


「ああ、あれがボスのはずだ」


「でも十数匹いるように見えますけど・・・」


「大丈夫だ、俺も見えている」


「昔の記憶ではあれ一匹だけでしたよね?」


「ああ、あと「ブラックビートル」が一緒だったな」


「でもあそこにいるのは・・・」


「「ゴールドビートル」だな、しかもあの大きさだったら凄いのが入ってるかもな」


「やるのですか?」


「やるよ」


「ゴールドビートル」はその外甲殻が金では無い、体内にある金の光りが外甲殻に反射してるのだ。

簡単に言えば光ファイバーみたいなのが、体内の金と冷光の輝きを外甲殻に反映されている。

「ゴールドビートル」は体内の金を取り出したあとは砂みたいになる、だから他の素材が取れないといわれている。


「はじめるか、ルンは隠れていて」


「はい、お気をつけて」


ルンは俺の背中のアイテムバッグの中に入る、生物は入らないがルンが入ると普通のバッグみたいになる。

一応食べ物や飲み物も入ってるから中で休憩するには良い場所らしい、外と隔離されていてあまり音が聞こえていないとか。

戦闘中はしっかりと掴まえる場所もあるから問題ないとか、アクロバットな事もしても中身がぐちゃぐちゃにならない。

アイテムバッグの不思議な空間と言うことだ、これで生命まで取り込めたら凄いことになりそうだ。


俺はミスリルの剣を抜く、白銀の刃が強い発光をだす。

魔法剣で属性をつけないとミスリルの白銀の光りが強くなる、今回は強化だけで問題ない。

「ゴールドビートル」に一気に近づくと首を切り裂く、2メートルある「ゴールドビートル」は奇襲で数を減らす。

だが奴らもただではやられない、俺に攻撃を加えてきた。

捕まることないように「身体強化」を施す、魔法とは違い「体術」から得るこの強化はスピードだけじゃなくパワーも上げる。

「体術(10)」まで上げると殆ど凄いことになる、効果としては「仙人モード」となっている。

今は「ゴールドビートル」が先決だ、とにかく腹以外を切り裂く。

腹を切ると金が劣化して安くなってしまうからだ、だから腹以外を切るのが一番良い倒し方なのだ。

半分くらい倒したとき上から「危機感知」に反応した、すぐさま入り口近くまで飛びのく。

回避したあと地下迷宮を揺らすほどの衝撃が生まれた、まるで巨大なものが落ちたみたいな。


「な、なんだ?」


「どうしました?・・・ってなんですかあれ?」


目の前に巨大な金色のカブトムシがいた、形状は似たやつは知ってるだが金色は初めてみた。

大きさは10メートルくらい、大きさで言えば「亜種ドラゴン」並にでかい。


「あれって「キングビートル」ですよね?」


「ああ、でもあれは多分「ゴールデンキングビートル」って所だろうな」


「キングビートル」は大きいカブトムシ、なぜか「ブラックビートル」や「ゴールドビートル」の上位種となっている。

強さ的ににはBクラスの一番下っ端くらいだ、でもその無類なき硬い甲殻は鋼以上に硬い。

だが目の前のはどう見てもそれより硬そうな甲殻を持っている、どう低く見積もってもAクラスからそれ以上になるかもしれない。


「一応逃げたほうが?」


「無理かもな、ボス戦は扉が閉まり異空間化するから」


「戦うのですか?」


「倒さないと出れないからな」


剣を構えて「ゴールデンキングビートル」に対峙する、「ゴールデンキングビートル」も甲高い声を上げる。


「さ~第二ラウンドだ!!」


巨大怪獣との対戦がはじまろうとしている。



つづく

SSO知識:「体術」

武術技術の基礎となるスキル、身体強化や五感強化に優れている。

レベルが上がればさらに強化され、「第六感」のエキストラ技まで出てくる。

1~4:兵士並

5~6:戦士並アスリートモード

7:騎士並(超人モード)

8:英雄並(超越者モード)

9:勇者並(仙人モード)

10:神に近し者(神人モード)

モードを使うと飛躍的に身体能力が強化される、体力魔力の消費が激しくなる。



では次回もよろしく~♪

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