第五回 ふしぎのくに会議・例
皆さんこんにちは! 作家さんの筆が遅すぎて随分時間がかかっていますねぇ^^
今回は新しいライターさんの研修的意味合いもあるんですが、あと3話、4話今月中に公開できるのか? これも楽しみですねぇ!
気が付けばこの駄文に近い実録! これが古書店『ふしぎのくに』だ! も五回目にやってまいりました。
ワー! はい、ご声援ありがとうございます。最近、僕も読み終えた作品があります。剣をテーマにしたWeb小説でした。やりたい事のベースがしっかりと伝わってくる王道の物語だなぁとか色々書きたい事もあるんですが、特定のWeb小説の名称を紹介以外で書くのは本人からの承諾をもらっていないのでダメらしいです。
残念、あのヴァンパイアの作品とかは正直推したいと思います。
紹介作品の中でこれ、おもしろいなって思ったのは『恋のほのお 著・桃山城ボブ彦』と『怪物少年と化物少女が“幸せ”を探す物語 著・北澤ゆうり』このあたりは、万人受けしやすそうだなと普通に思いました。
色々書きたい事はあるのですが、今回は作品をどういう流れで紹介作品にしていくかというお話になります。
水曜日のミーティングにおいて、提出作品が大体三作品。
あれです。公開されている紹介小説用の作品って大体三作品、多い場合だと五作品くらいが提出されるんですよね。
それらを読んで決まった物に肉付けしていくんですけど、ボツ作品になった物も結構面白いアプローチをしている事が多くて日の目を見ないのも悲しいものだなと思いますが、そこはそこというスタンスが古書店『ふしぎのくに』内部では同人誌的要素の強い作品が書かれたりしています。
レシェフさんが本気で書いた作品は、擬音語の使い方とか、うんと凄い事になっている。
提出作品のデータがみんなに回ると、それをもって推せる部分のお話を詰めていきます。セシャトさんが常に議長を行うのだけれど、これがちょっと面白いのです。
「はい、では今回は当方、ふしぎのくにから一作、おべりすくさんから一作、レシェフさんから一作となります。作品にあっているという音楽も同時に教えてくださいねぇ」
セシャトさんはミーティング前に甘い物を食べるということを知っている人は多いと思うけど、あれ彼女が言わないだけで、ミーティング中も甘いものを食べています。たまにマイクオフになっておらず、ヘカちゃんとかが
「この時間からホールケーキ食べるん?」とかダンタリアンお姉さまが「嘘でしょ? これコストコのアレだよね?」とかドン引きしているので、お酒が回っている大人組は大爆笑だったりします。
そんな中で順番に紹介作品ベースの説明がなされていきます。
「ふしぎのくにライターの名前は伏せてる者です。今回は、大友の物語という事なので、ベタに大友が色んなところでみんなが自分の出演している作品を読んでいるので、それに困惑しながらも自分と作品内の自分との違いを踏まえた上で物語を読んでいくみたいな物にしてます。よく聞いていたのは西野カナさんのあいたくてですね」
このベース作品というものは紹介部分という物は書かれていなくて、大体どんな流れで進んでいくのか? 異様に長いプロットみたいな感じに収まっている事があって、たまに複数人で書いていたり、単独で書かれている事が多いの、で最終的に出来上がった人を校閲のライターさんが書くので大体同じような文体に収まるみたいな? 結構時間がかかっているのが、これらなんだけどベース作品は実はみんなため込んでいて各ジャンルにあった作品のベース作品を提出するような形をとっているんだね。
だから前述したボツ作品も何処かで日の目をみるかもみたいな感じです。ただ、これ問題点があって、バストさん級に筆の異様に早いライターさんは作品のプールが凄いのなんの……1日24時間で10万文字とか本気だしたら書いちゃうらしいので、手数がねぇ……ちなみに僕は大体1時間最大6000文字の1日頑張っても5万~6万文字くらいです。古書店『ふしぎのくに』の合宿で最低の文字数をたたき出したライターでもあります。だから、名無しちゃん。そして色物をかならず提出してくる連中、おべりすくさん。
「ありがとうございました。では、続きましておべりすくさん、お願いします」
「はーい、じゃあ皆さんみんなのアヌやでー! 今回ワシ等が提出した作品は、ワシ等、セシャトさん等がおらへん世界軸のでの物語や。大友は本屋でバイトする。男子校に通い男子共に好かれるただのアホやねん。そんで、同じ男子校のいじめられとる友人がおるんや。そいつは物語を作るのが好きで、大友と二人でコミケださへんかって話するんやな。それで、セシャトさん等のWeb小説を紹介してくれる人らの物語を二人で考えていくんやけど、その友人はいじめの中、頭の打ちどころが悪くて死んでまう。友人のおかんから、大友にって渡された物が、実は大友の事に憧れていた友人が考えた『詩がふた』やったっちゅー内容やな。聞いてた音楽は、初音ミクのEspiazioneな」
基本的におべりすくさんの提出してくる作品はよくも悪くも大きく癖が強い。バストさんやアヌさん、中にはどこかの大学の先生だったりが書いていたり、あっと思わせる展開を持ってくる事が多い。基本的に、紹介作品内の主役という者がいます。それは紹介作品側の作者とかキャラクターとかをモチーフにしていたり、なんならその作品のキャラクターをそのまま使ったりする事もあります。読解能力が著しく低くなければ分かるような仕様であったり、たまに作者にしかわからないようなギミックを入れられていたりするのだけれど、色々問題もありあまりにも冒険するのは停止されているのが現状でもあるのかな? 少なからず、紹介側の作品を読みたくなるような作りにしてあるので、異様に長い感想という事になるんですね。
はっきり言って、古書店『ふしぎのくに』ライターに本気を出させたら良くも悪く、強烈な紹介が飛び出してくるでしょう。最後か、実はまだ紹介小説を手掛けた事がないらしいレシェフさん。毎回毎回紹介小説のライターをする気がないようなありえない内容の物を提出してきます。
「あんくくろすからレシェフです。今回の紹介ベースですが、ボクとしては大友のストーカーを主役にします。大友の事を考えては毎度毎度一人で達するど変態です。彼は大友の働くメイド喫茶『えるたにん』で大友に会ってから大友に一目ぼれするんだけど、あまりにも異常な行動の数々で出禁になります。好きな作品ジャンルはショタ物に男の娘物。さらに救いがない事にロリ属性もあります。そんな彼がWeb小説で見つけてしまうのですよ。『詩がふた』を、この紹介にはこの主人公を中心にセシャトさんや神様と作品の情報交換をします。彼はチャットでしか人とまともに話す事ができないんですね。実はこの紹介小説、主人公が異常性癖者というだけで、普通に作品のどこがいいか等を淡々と話していくだけなんです。セシャトさんの当然抑えておきたいポイント、神様の一般的に楽しめる要素、そしてこの異常性癖者のここがいいというポイントです。オチなんですが、『詩がふた』の作者が文芸系即売会に大友をコスプレさせて出るという事で、喜んで会場に行く異常性癖者なんだけど、会場前で車に轢かれてあぼーん」
こんな感じで病気みたいな紹介小説をいつも考えてくるんです。ただレシェフさんのマジモードの作品はかなり人を選ぶけど凄く面白いです。Web小説投稿サイトには18禁含めて投稿できないと思われるような物がおおいんですけどね。なんというか、読んだ後の後悔感が凄い。今の世だとすぐに炎上するような内容ばかり、そんな中でも『なかよし学級』という作品が常軌を逸脱していて草。自分は狂気的な作品を書いていて他とは違うんだーとか言っている人達がWeb小説界隈には結構いると思いますけど、安心してください。あなた達は普通の人です。僕個人としてはレシェフさん程の異常者は知りません。
いつか問題を起こさないように祈るばかりです。
では、おべりすくさんのベースで読んでみましょう。
何かが違うと思っていた。朝起きて、制服に袖を通して、学校に行って、バイトをして、食事を食べて寝る。どこにでもある男子高校生のつまらない日々なんだろうと大友は思っていた。ぽっかりと穴が開いたようだった。ほんの数日前まで、お互いの家やファミレス等で意見を出し合っていたハズなのに、あの時の高揚感はどこに行ってしまったのか? そもそもあれは自分だったんだろうか?
ウィーンと無機質な音を立てるシュレッダーの中に大友は『セシャトのWeb小説文庫』と書かれた紙の束を入れていく。それを全て入れ終えたら大友の仕事が終わり、何も考える事もないようなそんな神聖ともいえる時間。
大友は、親友とも呼べる友人を失ったのだ。歯切れの悪い言い方をやめるとイジメによる打撲。打ちどころが悪く運ばれた病院で亡くなった。生徒たちは口裏を合わしてじゃれあっていただけだと報告。大友はそれら嘘も報告したが、学校という組織を甘く見すぎていた。学校は生徒の味方でもましてや正義の味方でもない。保守を第一に、見ざる、聞かざる、言わざるをモットーにした大きな岩なのだ。
世の中、表ざたになるイジメというものは動画が残っていたり、なんらかの落ち度が見つかるものだが、狡猾なる本当のいじめはそういう爪痕一つ、いや爪垢一つ残さない。大友は普段クラスメイトからの過剰なスキンシップもとい痴漢行為まがいのそれに反応もせず。ただ空虚な日々を過ごしていた。
「なんで俺を狙わなかったのかな」
大友はイジメの対象が自分ならよかったのにと思う。腕っぷしにはそれなりに自信もあるし、さらにはイジメに発展する前にうまく立ち回れるだろう……とあぁだからいじめられないんだと勝手に納得して帰路につく、二人で考えた作品は楽しかった。古書店の女性店主、彼女が色んな作品をいろんな人に教えては楽しめるようなそんな作品。そこに自分たちがいるかのようなそんな事をしたかったのだが、今は自分には何もない、真っ白なのだ。日課として友人の家に線香をあげに行く。
そこで友人の母はノートを持ってきた。
「これ、あの子の部屋を整理してたら出てきたの……大友君に読んでほしくて」
受け取ったノートには『詩が二人を分かつまで』そう書かれていた。そこでは大友がややダーティーな主人公として戦う物語。それを見て大友は言った。
「これ、もらっていいですか?」
みなさんこんにちは、名無しです。アヌさんが身体をばらばらにしながらも頑張ってくれたので、僕も頑張りたいと思います。師匠ちゃんさんにめちゃめちゃ怒られながらヘカさんの写真を机に貼って執筆頑張っていたら、めちゃめちゃヘカちゃんに嫌われました。誰か、助けてください!
とマァ事実なんですが次回もお楽しみに!




