表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
セシャトのWeb小説文庫2020  作者: 古書店ふしぎのくに
第八章 特別編・これが紹介小説の全貌だ! by・名も無きライター
65/90

第三回 ふしぎのくに会議・例

さて、少し面白いお話を聞きましたよぅ! その内ブログで公開されるかもしれませんねぇ^^ 突然プレゼントされた物で突然旅行に行くはめになったメンバーの方のお話になります! まぁ私は絶対無理ですねぇ!

 さて、古書店『ふしぎのくに』紹介小説を進めていくにあたって、資料を用意していく事になる。色々な方面に顔が聞く人々がいるので、たまに信じられない資料を拝めたりするのだけれど、それらをお弁当片手にみんな読んでいたりする。

 本当に失礼極まりないというかマイペースな連中だと思う。



「今回、ベースによくある異世界転生物、転移物の作品を各々用意していただいたと思いますが、提出物に多かったのは、オーバーロードや、リゼロなどですね。アヌさんの虎王伝説という作品は知っている方が少ないですねぇ」



 今回の「詩が二人を分かつまで」の場合は異世界転移者や転生者を殺す大友の物語なので、それらがどんな感じで進んでいくのかという認識合わせをするのにいろんなパターンの作品のあらすじを語ったりする。



「では、電子書籍で手に入る作品は購入申請を出しておきますので、皆さん目を通しておいてくださいね!」



 セシャトさんはスーパー事務である。大抵のことを彼女一人でこなしている。各種ライターとの連携、Web作家との連携、また某場所との連絡や連携。

 そんな彼女も誹謗中傷を受ける事は少なくない。

 正直、筆者は絶対にやりたくない修羅の道であると考えている。

 さて、ミーティングはもちろん紹介作品のお話がメインになるけれど、わりと古書店『ふしぎのくに』の福利厚生に関してのお話がある時もある。



「では、今回皆さんに集まっていただきましたプチミーティングの内容ですが、トトさんからオーストラリア旅行のお土産が届いてますので、各チームにおくられているそうですので、お口汚しにどうぞ! おべりすくさんとシステム部さんが今回欠席ですが、コロナの影響で今年は日帰り旅行は無くなりましたので、全国共通の商品券を皆さんに送らせていただきます!」



 筆者は最近入ったペーペーなので、あまり詳しくはないけれど、結構みんなで遊びに行ったりするらしい。

 はっきり言おう。ヘカちゃんとダンタリアンお姉様の水着見たかった……はい、煩悩タイム終了。

 筆者の手元にも全国共通の商品券を頂いたのでパソコンを買う足しにさせてもらいました。コメダコーヒーはサイズアップ無料だったり、某温泉施設も安かったり、スポーツジムもスポットで使えたり面白い場所です。はい。


 プチミーティングはゲームの話だったり映画の話だったり凄い脱線しますが、時折信じられない情報を聞くこともある。なんで、そんな事をこの連中は知っているの? みたいな……

 実は、一年目のセシャトのWeb小説文庫で選ばれている作家は書籍化する可能性がある作品という名目だった事を覚えているでしょうか? その内三名は書籍化に手を伸ばしました。

 これに関しては誰も触れないので、筆者の推測や憶測ばかりが物を言うわけにもいかないのであれですが、多分。なんらかのパイプがあるんじゃないかと……おや? 誰か来たみたいですね!

 とセシャトさんはこのアレが入るわけです。そんな摩訶不思議なプチミーティングのラストにセシャトさんからのお知らせが大体入ります。



「えー、私が今月読ませていただいた作品、二十六作品の中で、是非皆さんに読んでいただきたい作品をいくつかピックアップしましたので、今週中に目を通しておいてくださいねぇ!」



 セシャトさんはとにかくよく読む。執筆を絶対しないという確固たる謎の意思があり、実はリアルなイラストも得意なハズなのにポップなイラストしか描かない信念を持つ。

 そして水曜日の夜は、全員参加のミーティングへと突入。



「じゃあ今日は、あんくくろすさんはレシェフさんから、意見をお願いします!」



 読み進め、こう思ったという事を語っていくのだけれど、今回は筆者よりも先輩で、他メンツよりも随分新人のレシェフ嬢ちゃん。



「そうだね。ボクはあんまりこのエロ&バトルみたいな物は得意じゃないけど、この作品は最近の救いのない系のファンタジー色に影響をされているように思えるかな、ボクも縦笛とか書かせてもらってるけどさ。よく打ち切られないよね? アレ」



 そう、頭のおかしな作品を書くレシェフさんがミーティングで語る事は少ない。セシャトさんにお願いされない限り、ずーっとチョコとか食べてる。そんなレシェフさんが気になった部分。



「あのさ、ルートAの第三章の冒頭シーン、エロ同人誌の表現だよね。あれはアウトだよ。そりゃバンされるよ!」



 そう、この発言。誰もなぜか異議あり! と発言しなかったんだけどね。筆者は思った。

 それ君の作品もだよね! って声を大にして言いたかった。そしてレシェフさん、アヌさん大好き。



「ではアヌさんはこのあたりの表現に関してどう思われますか?」



 大体二十三時頃にミーティングは開始される。仕事で残業しても帰ってこれるだろうという誰がいい出したかはわからない時間帯。そのため、文章関係の仕事をしている『おべりすく』さんは大体夕食食べながらの参加が多い。



「せやなぁ、あっ! ばっすん。ワシの分もハマチ頼んどいて」



 そう、高確率でバストさんと夕食を食べている事が多い。家系ラーメンだったり、焼肉だったり回転寿司だったり、金持ちはいいですね! 外食ばかりできて……



「さっきの話やけどさ。ある意味、凄い事なんちゃう? 表現でバンされるんやろ? それってある意味伝わってるっちゅーことやん。まぁ師匠ちゃんの本気の官能小説はまじでドエロイけどな。セシャトさんやヘカちゃん、レシェフ嬢ちゃんにはまだ早いな!」



 普通の男が言えばセクハラ裁判になりかねないそれも我らが兄貴、アヌさんだから許される。



「そういう意味では、レシェフ嬢ちゃんの縦笛はまだまだやっちゅー事やな! 第二部期待してんでぇ」

「……はい!」



 流石に第三回のミーティングともなると、皆十回目くらい読んでるから、話はまず作品の結末を勝手に予想が入る。



「これって大友死ぬエンドなんすかね? それとも……ペルちゃんと?」



 この勝手に最終回を考えるが、かなり盛り上がる。皆紹介作品を十数回は読んでいるのでかなりのファンと言えるわけだから。



「アタシ的には、大友君の子供が出てきて! 大友君は生きてるかどうかわからないエンドとかじゃない?」

「……そもそも、運命の神の伏線がそれだと誰も回収できていない」



 筆者ももろもろとここでは発言させてもらったけれども実に楽しい。読者の勝手な予想ほど、作品へのリスペクトはないんじゃないかと思う程に……そしてまた紹介小説のベースが提出される。


 そして、提出されるベースの紹介小説となる。


 

「はーい、今週の週間読書作品は『詩がふた』デェス!」



 一覧台学園文芸部の部室、黒板にそう書かれ、その作品を無言で読み進める女子生徒とハーフの生徒。

 そう、茜ヶ崎理穂子、大熊ミハイル。そしてもう一人。



「お前らさ、マジでやめろよ! 一つ間違えたらこれイジメだからな?」



 そう、その詩がふたの主人公を指定いる大友が何故か文芸部に呼び出されていた。近所の屋台ラーメン奢りという名目でホイホイついてきた大友。めちゃくちゃ嫌な予感しかしなかった。



「なぁ、大友は平気で男の子とキスしちゃう変態なの?」

「ちげーよ! その勝手に書かれた作品の中の俺の行動だよ!」



 作中で同じスペルブレイカーの少年に焦らしたライトキスをする大友。相手が求めようとすると離れ、実に小悪魔的である。

 当然BL隠れファンの理穂子は少し目を瞑ってから答える。



「まぁ、いいんじゃないか? 私は男の娘ってジャンルはBLとは別だと思うんだけどな。そもそもの大友は自分好きなただのナルシストだしな! あんな銃持って異世界行くようなやつなら私らを連れていけってんだよ!」



 めちゃくちゃ言われる大友だったが、それなりに仲がよく、それなりに関わりのある文芸部の言葉なのでしばらくは我慢して聞いていた。



「でもよ。トゥルーデとか俺の部屋に来たら、俺はこの作品の中みたいにドライじゃないとは思うぜ」



 その大友の言葉は文芸部の三人の創作意欲を掻き立てるには十分すぎるパワーワードだった。



「詳しく!」



 内心、かなり面倒な事を言ってしまった事に大友は後悔する。でも高校生の常に頭の中がピンク色の男子ならば当然だろうと大友は話す事にした。



「いやさ。ペルもだけど、こんな可愛い女の子が手の届くところにいるなら絶対俺はいろんな服着せてコーデを楽しむと思うのよ!」



 三人は、一言一句を打ち込もうと思っていたのに、斜め上の大友の回答。そして大友がこういう男であるという事を思い出す。

 大友は、男子や女子にキャーキャー言われている自分が好きなのだ。自分よりも可愛い女も男も存在しないと、作中の大友と同じ事を言う。

 それがなければ本当に可愛い男の娘なのだが、やはりどこか頭のネジが飛んでいる。



「そう言えばお前の妹ってこの学校の受験受けてねーの?」

「来年受験だから受けるんじゃねーの?」

「この作品みたいにブラコンなのか?」



 大友は黙る。それに三人は察した。本当にブラコンなんだろう。大友は見た目女子みたいでも頼りになるし、どちらかと言えば男の中の男だったりする。休み時間、女子にメイクをしてあげる様は想像もつかないがどちらかと言えば兄貴肌。



「俺たちが三年になったら、入ってくんのか……確かしんらだっけ?」

「そりゃ一番したの妹だ。第三章のタナトスの呼ぶ方へで敵で出てくるやつだ。二つ下の妹は胡蝶」



 文芸部部長の満月さじは昔から大友と友人だったのでお互いの家の行き来はしていた。されど妹の名前をまともに覚えていないあたりに大友はわらけてきた。



「お前らもこの作品に出演してひどい目に遭えばいい」

こんにちわ! 第三回はいかがでしたでしょうか? 実は12月より公開予定の作品の準備が随分整ってきました。そして、セシャトのWeb小説文庫ですが、凄い展開になるとこの前のミーティングで聞きました。それは本当に驚きの……おや、セシャトさんがきたようです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ