令和2年1月1日
さてさて、はじまりましたねぇ!
今年も皆さま宜しくお願いしますね! 需要は少なくなってきたかもしれませんが、私達の紹介から少しでも多くの方が紹介する作品への興味を持たれたり、人気がでたり、時には書籍化したりする応援になれれば嬉しいです^^
セシャトは小豆の缶詰をぱかりと開け、そして七輪でお餅を焼く。ここ最近、古書店『ふしぎのくに』も働き方改革の賜物か、三日までお店はクローズしている。今年も色々あったなとセシャトは思う。
「さて、誰もいないお店でお掃除も終わりましたし、先ほど神田明神で購入したベビーカステラと、お餅入りお汁粉で一息つきましょうか!」
今年のおみくじは凶だったなぁと遠い目でお餅が焼けるのを眺め、そして金色の鍵を持つ。セシャトはweb小説と共にある。
「あぁ、また沢山の物語がwebの書庫より実際に形を持っていきましたね! むむむっ! あの作品もですか……さすがですねぇ」
セシャトは金色の鍵を使ってその作品を疑似小説文庫として取り出そうとしたが、取り出す事が出来ない。
「ふふふのふ、『婦好戦記 箸・佳穂一二三』。私の大好きな方の作品もまた飛び出して行きますねぇ! 介入できなくなるのは寂しいですが、ブログ担当さんから連絡がきていた人数分、アマゾンさんで予約しているというのはこの作品の事みたいですねぇ」
今まで目を瞑ればどんなweb作品であれ即座に映像としてみる事ができたセシャト。されど、それは不安定な作品である所以。
されどそれが正確な形を持った時、その権限がセシャトから離れる。セシャトもまた不安定なテラー、不安定な神の眷属なのだ。
「いまから楽しみですねぇ! さて、今年はどんな作品と私は出会っていくのでしょうか? それにしても去年は本当に色んな事がありましたね」
セシャトにとって出会いに別れ、さらに新しい試み、セシャト自身も実はリアルで出版社と関わるという貴重な経験もしてきた。
「私達の活動はいつか終わるでしょう。それは近い未来のような気もします。ですが、web小説はきっと無くなりません。シャンバラ、桃源郷、ジパング、アルカディア、エルドラ、エイジス。人々は理想郷、おとぎの国? それとも”ふしぎの国”でしょうか? そんな場所を求め、自分の世界をえがき続けるでしょう。そんなお手伝いが出来る事がなによりの楽しみです」
サイフォン式の珈琲を用意し、そして上手く焼けた餅を水で溶いた小豆の中にポトンと落とす。
「はっひゃああ! 御ぜんざいとお餅の組み合わせは……無敵ですねぇ! そして付け合わせにベビーカステラ、これに合わせるのはグアテマラの珈琲ですよぅ!」
ついに三年目がはじまる。今年はふしぎの国関係以外の各種方面とも協力、そして共有をして新しい楽しませ方を進めていければ嬉しいなとセシャトは思いながら、古書香る自分の大好きなこの古書店『ふしぎのくに』でオヤツを楽しむ。神様用のポチ袋には三千円のお年玉を入れて……
「私、セシャト。二歳になりましたっ!」
三年目というのは何事でも大事だと私は思っています。私も目がまわる程のお仕事を頂いておりますが、この三年目を乗り越えて、沢山素敵な作品を紹介していきますよぅ!
今年も皆さん、宜しくお願いします。2020年。私は甘い物もWeb小説も沢山楽しみますよぅ!




