86.ホライズンヒュドラ
プレイヤー名:アストラル=アルテリアル=マクスウェル
種族:ホライズンヒュドラ
Level:1/200
HP:5518455/5518455
MP:29601230/29601230
SP :18358
GP:71547
【攻撃】335473
【防御】959781
【魔力】1510226
【敏捷】51455
【精神】1501812
【運】幸運
【属性】水・毒・氷・闇・星・土・時・木・生・空・死・呪・源・光・火・鋼・虚・混沌・鏡
【特殊能力】
[ゲームプレイヤー:LvMAX]
[生物進化の道:Lv9]
[EXPロード]
[コキュートス]
[悪魔の超越禁呪]
[ノルニルの時計]
[モイライの人形舞台]
[ニュクスの天幕]
[アステリアの天球儀]
[エレメンタルの魔素炉]
[時間樹の樹海]
[リライト]
[多重行動]
[群体行動]
[仮想と擬似顕現]
[アビスの柱]
[ルスト融合]
[シュピーゲルの転写鏡]
[代行者権限]
【耐性】
[水中適応][空中適応][時空間適応][闇適応][毒無効][物理耐性:LvMAX][出血耐性:LvMAX][失血耐性:LvMAX][精神耐性:LvMAX][気絶耐性:LvMAX][落下耐性:LvMAX][氷属性耐性:LvMAX][ドレイン耐性:LvMAX][寄生耐性:LvMAX][人類種耐性:LvMAX][状態変化耐性:LvMAX][禁呪耐性:LvMAX]
【通常スキル】
[熱感知:LvMAX][吸血][大流血][魔力腕][魅了][霧化][透過][分裂再生][眼光][吐息][星霊体][執念の神毒][ブレス][竜気][逆鱗][竜脈接続][龍気招来][潜影][波渦][雷鳴][空閃]
【追加部位】[浮遊腕:12][エレメンタルの大樹][衛星:12][ノルニルシステム][ラケシスシステム][ニュクスシステム][アステリアシステム][仮想・擬似神格システム][時間樹][信意の翼][アビスユグドラシル]
【称号】
[転生プレイヤー][■■■■■■■][エレメンタルホスト][神獣の養親][境界の門][代行権利者]
【祝福・加護】
[■■■■■■■][ノルニルの加護]
[ラケシスの加護]
[ニュクスの加護]
[アステリアの加護]
【経験値】18544518800
次のLevelまで21635010
また一段と増えたな。
『ですね』
[ダンジョン領域]や[星巡の軌道]、[ゴーレムファクトリー]が消えてるな。[星巡の軌道]はおそらくは[アステリアの天球儀]の方に統合されているとして、他の二つはどこに統合されたんだ?
『[ダンジョン領域]の方は、どうやら[ゲームプレイヤー]の方に統合されたようです。というか、どうやら[ゲームプレイヤー]の開放されていなかった項目の中に、ダンジョン関係の機能があったようです。ですから今回の場合は、上位能力である[ゲームプレイヤー]に統合というよりは吸収されてしまったみたいです』
なるほどな。で、もう一つの方は?
『そちらは[仮想・擬似神格システム]の[仮面の悪魔]に統合されているようです』
なぜ?
『どうやら貴方に格納されている神格一式、先程の進化でバージョンアップされているみたいです。その際に、なぜか[仮面の悪魔]の方から[ゴーレムファクトリー]を統合したようです』
[仮面の悪魔]の方から?その言い方だとまるで…。
『はい。神格を保持しているスキル一式には、自己が存在しています』
管理神達はともかく、他はどこから自己なんて形成されたんだ?
『それはもちろん、スキルを与えた上の方々からです。と、言いたいところですが、大部分は貴方の無意識下から沸き上がって、そのままスキルに定着してしまった結果のようです』
俺の無意識下?
『はい。この神格はこんなのだろうなぁ、っという想像などです』
なるほど。そんなのでスキルが自己を持つのか。
『普通はあまりないですけどね。演算能力や空き領域が足りなくて』
つまり、俺にそれだけ余裕というか、遊びがあると?
『そうなります。どんどん拡張していますからね』
たしかに進化はしまくっているな。
ステータスも結構増えたな。ようやく今までの敵並になっている。
スキルをざっと見た後、今度は現在の自分のステータスの値を数えてみた。すると、値が百万代に到達している項目が複数あった。
ようやく自分も、いっぱしのボスモンスター並のステータスになれたようだ。
『そうですね。もっとも、貴方はステータスによるごり押しよりも、スキルによってごり押しする戦闘方式を採用していますから、底上げ以上の意味はないでしょうけど』
まあ、そうだな。俺の場合、スキルの数と回数でごり押しするな。だってヒュドラだしな。
『そうですね。頭や腕が多いモンスターは、それが普通です』
さて、そろそろスキルの詳細を確認して……。
『どうかしましたか?』
……スキル内容の表示を頼もうと思ったら、なぜか今持っている特殊能力とスキルの使い方が全部わかった。なんでだ?
『そういう感じのアップデートでもされたんでしょうか?』
どうなんだろうな?
………どうやら、[仮面の悪魔]と[聖邪の戦神]とやらの効果らしい。
どんな理由なのか疑問を持った直後、これまたすぐに答えがわかった。
ちなみにこうぽんぽん答えが出てきた理由は、[仮面の悪魔]のスキル適応効果と、[聖邪の戦神]のあらゆる武器(スキル・特殊能力・魔法・リライト含む)を手足のように使えるという効果の結果らしい。
つまりは、[仮面の悪魔]が[聖邪の戦神]の効果を俺に適応させて、適応した[聖邪の戦神]が俺に武器の使い方を教えてくれている。使い方を理解する為には、正しい武器の情報が必要。そんな処理の結果、こうぽんぽん情報を与えてくれているらしい。
随分と便利になったな。
『なりましたね。そうなると、情報の表示は必要ありませんね?』
ないな。求めた端から理解出来てしまうから。
『それではステータス確認はもう終わりですか?』
そうだな。もう確認する箇所はないな。『わかりました。それでは次は何をしますか?…ああ、いえ。もうすでに始めているんでしたね』
始めている?何をだ?
『昨日の使徒達のことです。別れ際に何か細工をしていたでしょう?』
ああ、そのことか。たしかに細工をしておいたな。
『いったい何をしたんです?』
なあーに、ちょっとアビスを材料にしたモンスターを、あの聖女の影に忍ばせただけだ。
『どうしてそんなことを?転生プレイヤーのキャスト達だったので、手出しは控えると言っていませんでしたか?』
言ったな。だが、キャスト達以外はその範疇ではないし、キャストにも手を出せないわけじゃない。
『どういう意味です?』
それはだな…。
俺は彼女に対して、説明を始めた。




