陽気な彼女

僕の彼女はいつでも明るいんだ

春の日差しのみたいに笑ってて

周りをぽかぽか照らしてる

陽気な彼女が僕は好き

けれどいつか季節は変わるもの

ある日、彼女は突然に爆発した

初めて見た彼女の激昂した顔は、鬼よりもおぞましくて炎より燃え盛る

夏がやってきたんだなと僕は思った

やがて秋が訪れて、彼女の葉はハラハラと舞い散る

それから冬になって冷たくなった

でもいつかの春、きっと陽気は戻ってくる

そう信じながら僕は長い冬を耐え凌ぐ