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ひげがゆれるとき  作者: ねこちぁん
2章

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閑話:エルシンポリア6~ラテと風音~

夜のエルシンポリア。広場には灯りがともり、旗が夜風に揺れていた。昼の穏やかさから再び訪問者の足音が重なり、町は夜祭のような賑わいを見せている。


ラテが広場に立ち、茶目っ気たっぷりに声を上げた。 ラテ:「夜でも訪問者が絶えないなんて、エルシンポリアは本当に賑やかだね! まるで祭りの続きみたいだよ!」


風音は少し照れながらも、未来を見据える声で応える。 風音:「そうだね……夜の町に訪問者が来てくれると、未来が広がっていく気がする。昼間とは違う静けさの中で、歩みが確かに刻まれているんだ。」


ラテは旗を指差し、笑みを浮かべる。 「見てよ、この旗! 夜の光を受けて、まるで星みたいに輝いてる。訪問者の一歩一歩が、町を照らしてるんだ!」


風音は頷き、訪問者に向かって静かに言う。 「どうぞ、エルシンポリアの夜を楽しんでください。ここでは、どんな時間帯の歩みも未来につながっています。」


広場には笑い声と灯りが重なり、旗が夜空に翻る。夜のエルシンポリアは、訪問者の歩みを祝う祭りのように輝いていた。

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