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ひげがゆれるとき  作者: ねこちぁん
2章

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短話:うささまの大冒険

ある朝、うささまが庭でにんじんをかじっていると、さきが駆け寄ってきました。 「うささま!今日こそ“笑いの泉”を見つけに行こう!」


さやは地図を広げて真剣な顔。 「泉はこの山の向こうにあるらしいけど…道に“くすぐりトンネル”があるって噂よ。」


かりんはもう笑いをこらえきれず、 「くすぐりトンネルって、通るだけで笑いが止まらなくなるんでしょ?絶対行きたい!」


4人は手をつないでトンネルに入ると、壁からふわふわの羽が伸びてきて、くすぐり攻撃! 「ひゃははは!」「やめてー!」「でも楽しいー!」と、全員お腹を抱えて笑いながら出口へ。


トンネルを抜けると、そこには本当に“笑いの泉”が。泉の水面に顔を映すと、自分の顔が必ず変顔になって映るのです。 うささまの顔はにんじん型に、さきはおにぎり型に、さやは星型に、かりんは風船型に。


みんな泉を覗き込んでは「ぎゃはは!」と笑い転げ、結局その日は泉の周りで笑い続けて夕暮れを迎えました。

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