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今日も情シスは恐怖に慄く  作者: 葉柚
誰でも見れる機密情報

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「やはり、アクセスできませんでしたね。晴海さん、先程アクセスしたのは人事部長フォルダでお間違いないですか?」




 もしかすると、伊藤人事部長も晴海さんも勘違いをしているのかもしれない。


 退職者の情報は伊藤人事部長も晴海さんもアクセスできる場所に保存されていただけなのかもしれない。




「……ええ。間違いないはずだわ。あ、でもトップ画面で選択したの人事部のフォルダじゃなかったかもしれません。」




「え?」




 人事部のフォルダ以外に伊藤人事部長のフォルダがあった?まさか、そんなはずは……。


 私の背筋に汗が伝う。


 


「私はいつも人事部のフォルダから人事部長のフォルダに移動して、そこにファイルを保存している。他の場所には保存していないはずだが……?」




 伊藤人事部長も首を傾げている。


 


「えっと、晴海さん。トップページから選択したフォルダはどれですか?」




 パソコンの画面に映し出されるサーバーのトップページ。複数の部署のフォルダがそこにはずらっと並んでいる。


 


「えっと、あ!これです!!」




 一つ一つのフォルダを目で追い確認する。


 その中の一つのフォルダを晴海さんはカーソルで指し示した。


 


「えっ……。2024年10月30日……?」




 なに、そのフォルダ名。日付だけのフォルダ名っていったいなんなのだろうか。


 いや、でもなんだか聞き覚えのあるフォルダ名のような……。


 


 ちなみに、サーバーのトップページに用意されているフォルダは全て情報システム部で作成したフォルダだ。


 トップページには情報システム部以外の人にはフォルダを作成することができない。


 もちろん、フォルダは用途によって情報システム部によって適切にアクセス権を設定している。


 つまり、この日付のみのフォルダは情報システム部の誰かが作成したわけであって……。


 そこまで考えて背筋が凍りだす。


 もしかして、このフォルダって……。

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