表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
226/245

【閑話】コウロン・ドラゴスピアの追想(後編)~たった2人の逃避行

モンハンベータテストして更新していませんでした…モンハン面白い…


シンキ様を手籠めにしようとした『法漢帝国』の皇帝を撲殺してしまった儂は、深夜の月明りを頼りにシンキ様を連れてコウ一族の屋敷を脱出した。


屋敷を脱出したは良いものの、腐ってもこの大陸を統治している国の皇帝を殺してしまった儂にこの大陸に居場所はない。


どうしたものかと逃げながら考えていると、シンキ様が儂に提案した。


「ロン、ケネイの港から別の大陸に逃げましょう。ケネイには大陸間を移動する商人や海賊たちが停泊すると聞きました……そこからどこか遠くの大陸へ逃げましょう…」


シンキ様の提案に儂は心底驚いた。


なぜならシンキ様は生を受けてからそのほとんどをコウ一族の屋敷の中で過ごしたのだ。


まさか大陸から出ようという発想が出るとは思わなんだ。


「シンキ様…」


儂は気まずくなってしまい、目を伏せる。


今更ながらシンキ様を逃亡者の身に堕とした自分の所業の重さに実感が出てきたのだ。


しかしシンキ様は乾いた血で塗れた儂の手をしっかりと握りながら言う。


「…あなたが気に病むことなどなにもありません。ワタクシはあのまま手篭めにされていたら心は死んでいたでしょう。さぁ、行きましょう」


そしてそこからはシンキ様に手を引かれるように深夜の山道を疾走した。


北東に位置するコウ一族の領地から南西に位置するケネイの港を目指して儂らは2人で東方大陸を横断する旅に出た。


コウ一族や法漢帝国の追手を警戒しつつ、ひたすら徒歩で南西のケネイの港を目指した。


農民に扮して、旅をしていたが、それでもシンキ様の美しさは隠せぬもので途中山ほどの賊や輩に絡まれ続けた。


そんな輩は儂が軒並み懲らしめて、そいつらから旅の路銀を寄付してもらったがな。


幸いにも追手が来ることもなかった。


ただ皇帝の死は、瞬く間に大陸全土に知られることとなり、コウ一族をはじめとする各地の豪族がこの大陸の覇権を制しようと挙兵した知らせは旅の道すがら聞いた。


儂はこの大陸の戦乱の火蓋を意図せずして切ってしまったのだ。


そんな知らせから逃げるようにして早二月


ようやくケネイの港に辿り着き、ケネイの港で知り合った海賊達の船に乗り、儂は西方大陸……この烈国大陸に辿り着いたのじゃ。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ