表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幼馴染にフラれた僕が何故か学園のアイドルに告白されて平穏な日々を失った  作者: 逢坂こひる


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

9/178

第8話 学園のアイドル

 衣織さんが部室から飛び出して行った後、僕は結衣さんから部活の説明を受けていた。


 現在軽音部には、2バンド、1ユニットが所属している。1ユニットが僕と衣織さんだ。


 基本的に練習は、演奏側と視聴側に別れ、交代で3曲づつ演奏して、意見やアドバイスを出し合う、システムだ。


 部室は1室、予算が潤沢にあるわけではないので、個人練習は各自で頑張らなければならない。


 ちなみに、結衣さんと衣織さんは2年生で同じクラスだそうだ。


「なるほど。僕、音楽の部活はじめてなんで、アドバイスや意見交換、ワクワクします」


「そっかそっか、でも鳴と衣織にアドバイスできるヤツはいないと思うよ」


「そうなんですか?」


「なんだ、衣織だけじゃなくて、鳴も無自覚なんだね」


「え」


「衣織もだけど、鳴のギターは高校生の部活レベルじゃないと思うよ、もしかしてプロなの?」


「とんでもない。目指していたことはありましたが、夢破れたって感じですかね」


「早っ! 諦めるの早いよ! まだまだこれからじゃん」


「あはは、確かにそうかもしれませんが、今は楽しみます。せっかく衣織さんと一緒にプレイ出来ることになったんですから」


「ん、鳴は衣織狙いだったの?」


「狙いってわけじゃないんですが」


 SNSの動画を結衣さんに見せた。


「ん、衣織」


「はい、僕は彼女の曲と歌声に惹かれて、ギターを再開しようと思ったんです。それが衣織さんだったのはびっくりしましたが」


「すごい偶然だね! もしかしたら運命の出会いかもよ? 衣織もまんざらじゃなさそうだったし」


 う……運命の出会いだと……でも僕は……まだ。


「まあ、どっちにしても鳴は大変だね」


「え、どうしてですか?」


「衣織と一緒にいれば、すぐに分かるよ、彼女は学園のアイドルだよ……非公認だけどファンクラブもあるんだから」


 ファンクラブ……。


「まあ、せいぜい頑張ってくれたまえ」


 結衣さんにポンと肩を叩かれた。


 結衣さんもいい匂いだった。


 年上のお姉様たちに、無駄にドキドキした僕だった。



 それでも……。



 それでも、まだ僕は、愛夏の匂いを忘れられない。


 運命の出会いなんて言われたら……ね(笑)


 本作が気になる。応援してやってもいいぞって方は、

 ★で評価していただけたりブクマ、感想、レビューを残していただけると非常に嬉しいです。


 よろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ