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幼馴染にフラれた僕が何故か学園のアイドルに告白されて平穏な日々を失った  作者: 逢坂こひる


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第64話 したいの?したい!いいよ?

 『したいの?』


 『したいの?』から想像できること。


 たくさんあるけども、この場面での『したいの?』は……きっと、あっち方面だよね……。


 まさかの展開……衣織に『したいの?』なんて言われると思っていなかったら、なんの答えも用意していない。


 そして衣織の言う『したいの?』は恐らくこの2択だ。


 ひとつは、そう……アレだ。僕たちは付き合っているのだから求め合うのは自然のことだ。しかも僕たちは結婚前提のお付き合いだ。何一つ後ろめたいことはない。


 強いていうならば、僕がまだ15歳で僕の両親は何も知らない。


 ……まあ些細なことだ。


 そしてもうひとつの『したいの?』は、キスだ。


 人通りの少ない今なら、ここでキスすることだって可能だ。


 さあ、なんて答える僕……。



 ん……。



 いや、違うぞ……違うぞ鳴。


 そもそも僕は大事なことを見落としている。『したいの?』の内容なんて何だっていいんだ。


 衣織に『したいの?』と問われて『したい』以外の答えなんて、あるはずもないのだから。


 もう、僕に迷いはない。


「したい……」


 僕は言葉少なめに答えた。あとは衣織の反応を見れば一目瞭然。


 だが、衣織は顔を赤らめ、うつむいているだけだった。


 もう、ここは待つしかない。


 持久戦だ。


 僕はこの沈黙と戦った。本当は言葉を発したかった。鼓動はおそらく180BPMは刻んでいるだろう。メタル系の音楽の速さだ。


 そしてついに、衣織が沈黙を破った。


「いいよ?」


 なっ……『いいよ?』だって……。


 つか、何がいいんだよチクショウ! 教えてくれよ! これ……勘違いしたら僕は性犯罪者になってしまうやつじゃないか……。


 考えろ! 考えろ! いや、ここは考えるんじゃない! 感じろ! なのか……。


 この『いいよ?』を放置するわけにはいかない。そんなことをすれば、僕は男としてどうなの? と疑われてしまうばかりか今後のお付き合いにも影響する。


 どうする……どうする……どうする僕!


 そんな僕を衣織が押し倒し、衣織の唇と僕の唇が重なる。


 濃厚なやつだった。


 突然の出来事に僕はなす術なく身を預け、目を丸くして衣織を見つめるだけだった。


「今日はこれで我慢してね」


「う……うん」


 思いがけないファーストキス。



 あんなにも悶々としていたのに……不思議と心が落ち着いた。


 まさかのファーストキス!


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