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幼馴染にフラれた僕が何故か学園のアイドルに告白されて平穏な日々を失った  作者: 逢坂こひる


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第112話 転入生

「お兄ちゃん起きて」


 ん……お兄ちゃん起きてだと?


 僕が慌てて飛び起きると真新しい制服に袖を通した凛がいた。


「どう? お兄ちゃん似合う?」


 朝陽を浴びキラキラと輝く双子の妹の姿を見て、不覚にも見惚れてしまった。しかも流し目で萌え袖……あざとい。


「う……うん、可愛い……」


 そして寝起きということもあり、それを素直に吐露してしまった。


「ぐふっ!」


 強烈な腹パンをもらって完全に目が覚めた。


「バカなこと言ってないで早く用意してよ! バカ兄貴!」


 『お兄ちゃん』なんて自分から振っといて、急に照れ臭くなったのか凛は顔を真っ赤にして僕の部屋を出て行った。可愛いところもあるが、僕の腹筋は凛の腹パンに耐えられず、用意を開始するのにしばらくの時間を要した。



 凛も今日から僕と同じ学園に通う。


 クラスはまだ分からないらしく、凛はとりあえず職員室に登校だ。



 ——いつものように衣織と合流したのだが……そこからの通学路がザワついた。


『『ルナちゃん……』』


 もちろん凛がルナと勘違いされたからだ。


 そしてルナちゃんと衣織を伴う、僕に対する殺意のこもった視線がヤバかった。


「衣織さんおはようございます! 師匠おはよう!」

「窪田先輩おはようございます。音無くんおはよう」


 そしてナイスタイミングで時枝さんと穂奈美さんが合流した。


「「る……ルナさん!」」


「違うよ、時枝さん、穂奈美さん。 こいつは僕の双子の妹の凛だよ」


「「ふ……双子!」」


「はじめまして音無凛です」


「ど……どうもはじめまして」


 僕がいるのにルナがいる。目を丸くして驚いていた2人だが、僕たちが双子と聞いて落ち着きを取り戻してくれた。


 2人が合流してから、僕に向けられる視線はさらに厳しいものになった。


 好みはあるだろうが時枝さんも穂奈美さんもぶっちゃけ可愛い。


 そして衣織に凛。


 こんな可愛い女子たちに囲まれて通学しているハーレム野郎がいたら、いくら僕でも睨みつけてしまうかもしれない。ちょっと通学時間ずらしてでもこのハーレム状態だけは回避しようと思った。


 凛を職員室まで送り届けてから僕は教室に向かった。


「ちっす、鳴」


「おはよう、ユッキー」


「今日は遅かったな」


「ああ、凛を職員室まで送ってきたんだよ」


「そっか、凛今日からか」


 凛の話で盛り上がってるうちに予鈴が鳴った。ユッキーとは凛の話より、石井部長と観覧車で何があったかを詳しく聞きたかったのだが、いつもタイミングを逃す。



 ——朝のホームルームにて先生からこのクラスに転入生が来ると報告があった。


 このタイミングで転入生って言えば凛しかいないだろう。


「さ、入って」


『『ルナちゃん!』』


 やっぱりこの反応だ。凛が教室に入るなり男子たちが大騒ぎになった。


「静かにしろ!」


 ルナ騒ぎが終わってから凛が自己紹介を始める。


「音無凛です」


『『音無!』』


「鳴は双子の兄です。よろしくお願いします」


 大きく教室がどよめいた。


 なんとなく予感はあったが凛と同じクラスになってしまった。


 みんなに僕がルナだってバレる日は近そうだ。



 せっかく回避したのに(笑)


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 よろしくお願いいたします。

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