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勇者の嫁になりたくて ( ̄∇ ̄*)ゞ  作者: 千海
16 水の都パルシュフェルダ
158/267

16−1



「素晴らしい眺めでござるなぁ」

「ほんと。美しい都だね」

「…きれい」

「……お前にもそういう感性あったんだな、っ、い!?」


 緩やかな弧を描いた渚に穏やかな潮が打ち寄せて、夜明け前の青白い中に橙色の頭が見えた。

 白い石で作られた灯台の灯火が、徐々に体を持ち上げる日の光に負けてゆく。

 薄暗い中にあっても澄み渡る海洋は、遠浅なように見せかけて実はかなりの深さだろう。

 と。

 うっかり失言したらしいエルフ耳の少年と、鉄拳処理を施した紛う事なき美少女を視界の端に留め置いて。


 *.・*は〜、綺麗…!本に書かれていたよりもずっと素敵な都じゃない!*.・*


 だからしばらく我関せず、と素知らぬフリを続けた私。

 名前をベルリナ・ラコットという、ごく普通の18歳。


 ・

 ・

 ・

 ・

 ・


 待って!あれってマーライホーン!?

 えっ、なんか海岸沿いにいっぱい立ってるんだけど…!!?

 まさかこの都市が例の枕の原産地なんですか!?


 と、驚き湧いた私の中身は、こことは異なる世界における貴重な記憶を保存中。

 何だかよく分からないけど、そのまま転生しちゃったみたい☆な、若干痛い乙女です。

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