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能無しの烙印を押され、勇者パーティーを『追放』された俺が、実は『最強』だった『不浄』の力で、気づけば『英雄王』に成り上がっていた件  作者: 一 弓爾
ケールネア ゾンビ村 解決編

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第64話 世界を征服できるような全能感

「ふ……ふざけないで! デュラハン! 私の不浄力ふじょうりょくをほとんどあげるわ! そこにいる不浄人を殺しなさい!」


 バロルネスはヒステリーを起こしたように、高音の声を張り上げる。


 不浄力……魔法でいうところの魔力だ。そのほとんどを使うほどの事態なのか……。


 ああ……。でも不思議な気分だ。まるで、世界を征服できるような全能感。……悪い気分ではない……。


「セラ……。下がっててくれ……」


 俺は傷だらけになっている、セラを見つめる。


「ヴェル……様……?」


 セラは不思議そうな、違う誰かを見ているような顔をしている。


 デュラハンが俺に向かって突進してくる。


「今の俺なら、お前とも互角以上に戦えそうだ……」


 俺はユラユラと揺れながら、ショートソードを構える。


「あなたは危険……。ここで排除する……」


 デュラハンが一言話し、槍での連続の突きを放つ。


 俺はその突きがまるでスローモーションに見えた。


 ああ……腰が入った強烈な突きだ。


 喰らうとヤバいんだろうな……。


 そんなことを考えながら、全ての突きを躱し、斜めに斬撃を入れる。


「ぐっ……」


 デュラハンが咄嗟に後ろに飛び退く。


 俺は剣を持っていない方に隠し持っていた、投げナイフを投擲とうてきする。


「がはっ……」


 胸元に投げナイフが突き刺さり、デュラハンが声を出す。


 俺の投げナイフには猛毒と呪いがたっぷりと染み込んでいる。


 おそらく、相当なダメージになっているだろう。


「先ほどまでと同じ人間とは思えない。否、人間ではないな……貴様」


 デュラハンの声は真剣そのものだ。


「俺は人間だよ。人間のヴェルだ……」


 俺は脱力した構えでデュラハンに近づいていく。


 デュラハンは突きではなく薙ぎ払うように槍を使ってきた。


 だが、同じだ。


 スローモーションに見える攻撃なら、簡単に避けられる。


 俺は、何度も何度も何度も何度も何度も、斬撃を放つ……。


「…………バロルネス様。いただいた不浄力を全て使います。これで決めます……」


 デュラハンの持つ槍に不浄力が集まっているのを感じる。


「俺も決める……」


 俺は静かにポイズンとカースを混ぜ合わせる。


「《デュラスピア》……!」


 デュラハンが圧縮された不浄を解き放つように、槍を投擲する。


「《スラッシュ=ポイズン&カース》……」


 俺は脱力したまま猛毒と呪いを纏った、斬撃を放つ。


 《デュラスピア》と斬撃がぶつかり、凄まじい轟音が鳴り響く。


「ば、化物……」


 デュラハンが一言呟く。


 猛毒と呪いに包み込まれたデュラハンの身体は、不浄におかされ死にかけだ。


 俺はバロルネスを探す。


 しかし、見当たらない。


「セラ……。バロルネスはどこに行った?」


 俺は淡々と尋ねる。


「あぅ……すごいスピードで……さっき、出ていきました……」


 セラはどこかおびえたような表情だ。


「そうか。じゃあ、追いかけなきゃな……」


 俺はそう言い、一気に出口へ向かう。


 階段を飛び回るように、昇っていく。


 外に出ると、スケルトンが大量にいた。


「邪魔だ……」


 俺はショートソードを一振りし、猛毒と呪いでスケルトンを一蹴いっしゅうした。


「面白かった!」


「続きが気になる、読みたい!」


「今後どうなるの!!」


と思ったら


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