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能無しの烙印を押され、勇者パーティーを『追放』された俺が、実は『最強』だった『不浄』の力で、気づけば『英雄王』に成り上がっていた件  作者: 一 弓爾
セリュカン 病魔退治編

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第38話 ルクスハート、セラの想い

 俺はセリュカンに戻る。


 その道中の平原でルクスハートとセラが戦っているのが見えた。


「なっ……。おい! 二人とも何やってるんだ!」


 俺は急いで駆け寄る。


「あ! ヴェル様! おかえりなさい」


 ルクスハートが女神のような笑顔を向けてくる。


「ヴェル様! ヴェル様! セラしゅぎょうしてる! えらい?」


 セラが目を輝かせながら尋ねてくる。


「……なんだ、喧嘩してるのかと思った……。焦ったよ……」


 俺は気が抜けたように笑う。


「喧嘩なんてしませんよ~!」


 ルクスハートが笑う。


「ねぇねぇ……。ヴェル様! セラえらい?」


 セラが再度尋ねてくる。


「ああ、偉いよ。でも、俺としては二人には休んでほしかったんだけどな……」


 俺は複雑な表情をしつつも、セラの頭をなでる。


 セラは嬉しそうにニコニコしている。


「私達も途中までは、セリュカンの美味しいものの食べ歩きしたり、観光したり、お買い物したりして楽しんでたんですけどね。やっぱり、今回の戦いでもっと役に立てたんじゃないかって思いまして……。それで修行をしてたんです」


 ルクスハートが笑みを混ぜながら言葉を紡ぐ。


「そうだったのか……。というか、思ったより、セリュカン満喫まんきつしてたんだな……」


 俺は笑う。


「ヴェル様! オーク肉の串焼き……すごくおいしい! 後で食べよ!」


 セラが急かすように話す。


「わかった、わかった。後で食べような。でも、今回の戦いで二人にはすごく助けてもらったぞ? 修行なんて……」


 俺が話してる途中でルクスハートが話し始める。


「それはヴェル様が、お優しいからそう思うのです。今日森で不浄宮の調整をしてたのも、次の戦いに備えてでしょう? 私達も今後の戦いで役に立てるように強くならないといけないと思ったんです!」


 ルクスハートは強い覚悟の滲む瞳で俺を見据える。


「……ははは。ルクスハートには俺のことなんて全部お見通しみたいだな……。ルクスハートの言う通りだよ。俺が強くなって二人のことも守りたいと思った」


 俺は正直に思ったことを話す。


「……ふふふ。ヴェル様は本当にお優しいです。でも、私達も全く同じ思いですよ? ヴェル様のことを守りたい。だから、一人で抱え込まないでください!」


 ルクスハートが真っ直ぐ俺の瞳を射抜く。


「…………俺は仲間に恵まれたよ……。ありがとう。ルクスハート、セラ。一緒に強くなってくれるか……?」


 俺は喜びで口元を緩めつつ、問いかける。


「もちろんです! ヴェル様のお力になれるように、精進しょうじんします……!」


 ルクスハートが力強く応える。


「セラも頑張る! 強くなって……ヴェル様も……ルクスお姉ちゃんも守ってあげる!」


 セラは小さな腕を曲げてみせる。


「二人共、頼もしいよ。じゃあ、明日から一緒に修行しようか……!」


 俺は明るい声を出す。


「はい! お願いします!」


 ルクスハートも明るい声で応える。


「しゅぎょう……。よろしく……おねがします!」


 セラは少し舌足らずだが、元気よく応えてくれる。


「面白かった!」


「続きが気になる、読みたい!」


「今後どうなるの!!」


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