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最強と言われてたのに蓋を開けたら超難度不遇職  作者: 鎌霧
8章

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235話 クッキング

「じゃー、最後にとりあえず一発殴らせろ」

「ええ……?」

「小指詰めたり、血の掟なんてやるよりマシだろ」


 一時的にフレンドを組んでハラスメントブロックを解除。で、腰の入った捻り入りの右のフックで思いっきり殴りつける。勿論PK要素は無いので吹っ飛ぶだけで、ダメージも無ければ何にもない。

 一応ぶつかった場合の衝撃ってのが伝わるかな?

 結構、良い感じに入ったので漫画の様に後ろに吹っ飛んでいくのを見つつ葉巻の煙を大きく吐き出す。


「じゃー、これでチャラな、もー、歯向かうんじゃないわよ」

「ヤンキー漫画の終わりみたいですよ……いてて……」


 フレンドとパーティーを解除し、手をぷらぷらと振りながら北エリアを遡る。

 あー、色々すっきりした。



 

 で、道中特に何もなく、さっさとクランハウスから自宅に戻って庭先のテーブル席に座って一息。

 こっちにはうちの敏腕秘書がいないから、自分でやらないと行けないのはめんどくさいな。冒険者ギルドに行ってハウス用のNPCを雇えないか見てみるか。

 もし購入できるとして、その金をどこから出そうか……と、思ったが、手持ちは無くても自分の金でもあるクラン金庫から50万くらい引き出したら行けるだろう。

 この辺に関してはそんなに重要でもないし、隙を見つけて硝石回収すればいいか。ジャガイモ錬金もクランの金引っ張り出したらどうにかなるし、畑弄る事も少なくなったなあ……なんとなく、寂しくなった気がする。

 ちなみにだが、トカゲもポンコツも硝石丘を作らせてるのでゲーム内時間1日で100個程の量産体制が出来ている。ガンナーとして絶対作れと口を酸っぱく言った甲斐があったよ。

 

 そんな事を思い出しつつ、クランハウスの方に。

 たまり場として優秀だよなあ、ここ。私の手腕でどんどん私の楽が出来るようになっているし、自分の好きな事を好きにやれるって本当に大事。


「ただいまーっと」

「おかえりなさいませ、アカメ様。留守の間のメッセージおよび報告を送ります」

「いいこねー」


 わしゃわしゃとサイオンを撫でまわしてから2Fのリビングへ、色々と木工製品が揃っているのを確認してからどかっと座る。

 相変わらずの減らず口と柄の悪さはあるけど、職人としての出来は完璧なのよね、あいつ。


「一つ悩みの種も無くなったし、そろそろ属性弾と貫通弾の開発しーよおっと」


 貫通弾に関しては実はそんなに苦労しないと思っている。

 このゲームの銃器、パイプ系じゃなければしっかりとライフリングが刻んであるので弾頭の形状さえどうにかすればサクッと作れそうなんだよな。

 金属素材は結構あるから、何発か試しに作って射撃場で試射すりゃいいだろう。



 そんなわけで2Fリビングから同じ階にある銃工房でクランの共有ボックスを開きながら何個か材料を取り出して試作品を作っていく。

 今まで使ってた鉛弾ってとりあえず丸めた奴だけど、一応ダムダム弾っぽくは使えてたと思えないから形状はしっかり作らないと駄目っぽいな。

 

 じゃあどうするのかって言うと、今までは玉状にした鉛を置き換えるために、円錐状にかつ、素材を変えて作るのが正しいって事になる。

 

「あー、しくじったな……先に金属加工してから組み合わせるのがいいかもしれん……銃工房じゃ弾丸の加工まで出来ねえ」


 既製品の金属加工は出来るけど、塊からいきなり形成するってのは専門外だったか。

 あー、こうなったら……。


「アイオン、ちょっと」

「はい、なんでしょう」

「施設の移動処理で銃工房を地下1Fに配置し直しておいて」

「分かりました、処理しておきます」


 お辞儀をしてメニューを開いて操作しているのを見つつ、次はトカゲの奴に連絡。

 あいつの方が鍛冶ギルドのレベル持っていそうだから私が直で買いに行くよりはいいだろう。


『トカゲ、鍛冶ギルドのレベルは』

『ん、ああ、一度作り直してるから8だが』

『まあ、いいとこね……鍛冶施設買うからちょっとギルド行くわよ』

『了解、ギルド集合でいいか』


 はいよ、と返事をして、そのまま鍛冶ギルドに向かう。

 

 ……数分して一緒になって鍛冶ギルドでそこそこの施設を30万で購入して銃工房と鍛冶場、射撃場を併設完了。

 

「で、今日は貫通弾を作ろうと思う」

「いえーい」

「材料は此方」


 鍛冶場の作業台の上に銅と鉛を置いて、一呼吸。


「これだけ?」

「そうよ、後は形を作っていつも使ってる鉛玉と変えるだけ」

「ほんとか?ちゃんと調べてるんだろうな」

「銃器には詳しいけど、弾までは詳しくなかったか……所謂FMJ弾って奴ねー、本当なら銅95%亜鉛5%で混ぜ合わせた奴がベストなんだけど、試作だし、亜鉛も無いからな」

「こんな事を今まで1人でやってたのか」

「火薬作って、パイプ銃作って、銃弾作って……一人で再現できるかどうかを確認し続けてきたからな」


 とりあえず炉に銅と鉛を突っ込んで溶かしていく。久々の生産ゲーム処理なのでちょっと待つだけで溶けた銅と鉛がバケツ一杯に溜まっていく。


「冷えて固まらないから便利よね、魔法のバケツって素敵」

「此処からどうするんだ?とりあえず色々用意はしたが」

「流石に銃弾の製法まではググっても見つからんかったからなあ……先端を円錐少しだけ円柱の型って出来る?」

「結構難しい注文するな……ま、出来るんだけどな」


 そういうと目の前で土で形を作って固めていく。ああ、こういう時に土魔法って結構便利そうだ。一応魔法ってどの職でも覚える事は出来るんだけど、本職以外だと職業レベル外のスキルになるらしい。

 ファーマー連中が対人イベントの時に使った土魔法のような奴だな。土壌改良や盛り土したりと案外使い所が多いとは聞いた。だからちょっとそっちも振ってみるか?いや、それはちょっと趣味が過ぎる気がする。


「よーし、とりあえず5個分出来たぞ」

「んで、枠に沿ってうすーく、銅を流しいれて固めるっと」


 この手際をじっくりとトカゲが見てくる、こういった細かい事って鍛冶でも結構やると思ったんだが、そうでもないのかね。で、銅が固まったら鉛を流しいれる。うーん、これで良いのか分からんが、とりあえずは形になったな。


「ゲーム処理っていいわよねえ、すぐ冷えるし、想像通りに形になるしで」

「ものすごい厳密性のあるのって専門のシミュレーターくらいで十分だろ」

「まぁ、確かにねー……案外いい出来じゃない?」



名称:被膜弾(銅鉛) カテゴリ:消耗品

詳細:鉛に銅を被膜した弾頭、単体では使用不可



「んじゃ、これで銃弾作って」


 ピンと親指でアイテムを弾き渡すと隣の銃工房にいき、トカゲがリローダーを使ってガシャンと銃弾を一発作って、光源に当てながら出来を確認している。


「出来たぞ」


 出来上がった銃弾を机の上にぴっと置くのでそれを手に取ってじっくりと確認。



名称:貫通弾 カテゴリ:消耗品

詳細:被膜弾(銅鉛)+黒色火薬の特殊弾 通称FMJ

  :使用銃器の攻撃ステータスに固定ダメージ+5 貫通効果を付与



「いいわね、これ。ただ量産するのにちょこちょこコスト掛かるけど」

「あれ、銅と鉛どれくらい使ったんだ。適当に放り込んだように見えたが」

「銅と鉛の鉱石1個で1発かなあ……鉛弾だと10個作れるんだけど、ルールが違うっぽい」

「コストが掛かるからステータス上昇効果があるみたいだな、幅が出るから」

「だと思う、まー、消費に見合った効果はあるから良いと思う、もう数十発作って試射しよーぜ?」

「被膜の材料を変えたりしたら色々出来そうだな、これ」


 二人でとりあえず作った貫通弾、やっぱりもうちょっと量産出来るように土魔法覚えておくか?

名前:アカメ 種族:ドラゴニアン


職業:ケルベロス

基本Lv:36 職業Lv:42

HP:57/57 MP:23/23

STR:15 AGI:19(23) DEX:21

VIT:2 INT:2 RES:2 

SP:残4


【スキル1】

二度撃ちLv1 調合Lv1 銃格闘Lv3 カスタマイズLv5(MAX)  

ガンスミスLv5(MAX) トラッカーLv5(MAX) 銃剣Lv5(MAX) 装填Lv5(MAX)

2丁拳銃Lv1 曲撃ちLv3 跳弾Lv1 HS.Lv2(OFF) 大型銃器Lv5(MAX)

早撃ちLV1 局所撃ちLV0 銃捌きLV1



【職業Lv外】

幽霊退治Lv1 銃素材割引 銃弾取引権 生活火魔法 ボマーLv5(MAX)

FWS.Lv1(MAX) ボスキラーLv1


【スキル2】

木工Lv7 鍛冶Lv10 錬金Lv6 裁縫Lv3 細工Lv4

伐採Lv6 採掘Lv15 採取Lv5 料理Lv3 農業Lv10



【装備】

武器:カスタムM2ラビット(劣化)(装弾×5)

防具:パンツスーツ(黒) コンバットブーツ 強化グローブ キャットスーツ

装飾:耐火コート ガンベルト(銃弾×20)丸サングラス(黒)

スキン:カジュアル服装(宇宙猫T)


その他:銃弾×65 双眼鏡

   :G4シュバルベLM(装弾×18) CH(装弾×1)

   :FWS専用砲身


【持ち物】 

HP下級ポーション×25 MP下級ポーション×25 

葉巻×52 バケツ×20 マガジン(G4)×1


錬金窯 伐採斧 鍬 採掘つるはし 剣先スコップ


所持金:0Z(220,000Z) イベントP:210

状態:異常無し


【所属ギルド】

1:農業  Lv5 貢献度50

2:木工  Lv2 貢献度25

3:ガンナーLv7 貢献度110


【所属クラン】

ヴェンガンズカンパニー CLv3

Lクランハウス+1F増設

地上3F地下2F

1Fショップ化、防音個室1、裁縫作業場試着室有り

2Fリビング

3F部屋空有り

地下1F射撃場銃工房



専用NPC

サイオン、アイオン、シオン


クラン資金2,477,620Z


【自宅エリア】

L家 地下3F(1~2F酒造樽×30) 庭(拡張1) 小屋1件

裁縫細工作業場 キッチン 鍛冶炉 錬金窯 木工加工場

L畑20面(ジャガイモ×2500) 硝石丘20㎏(生成中)

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